BMW、新型「Z4」発売 2人乗りオープンモデルを一部改良

2022年12月20日 17:30

 BMWは16日、オープンモデル「Z4」の新型を発売した。納車は2023年1月以降を予定している。

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 Z4は2003年に登場したオープンモデル。2016年に一旦生産を終了したが、2019年に第3世代として復活した。今回の新型は、第3世代の従来モデルを一部改良したもの。BMWらしく魅力的なエクステリアやインテリアが印象的だ。オープンモデルらしい開放感のある走りも見逃せない。

 Z4の一部改良では、主にエクステリアを見直した。たとえばヘッドライトの周りをブラックにして、大人の魅力をアピールしている。エアインテークは迫力を感じられるようにデザインを刷新。スポーティな面を強調している。

 一部改良で特筆すべきポイントとなったのは、フロントのキドニーグリルだ。BMW車はほとんどの車種でワイドなグリルが印象に残るだろう。今回のZ4については、ワイドかつフラットな形状に作り替えた。BMWらしい高級感を感じながらも、レーシングスタイルを連想させる見た目だろう。

 サポートシステムでは、「BMWコネクテッド・ドライブ」において、ITネットワークへの接続により車両情報やニュースなどにアクセス可能とした。音声により情報アクセスや車両操作が可能な「BMW Intelligent Personal Assistant」、主要メンテナンスを3年間無償で受けられる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」なども利用可能だ。

 価格は、sDrive20iが714万円、M40iが894万円(いずれも消費税込)。

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