スズキ、「ソリオ」「ソリオバンディット」にハイブリッドを追加
2022年12月17日 16:15
スズキは15日、小型乗用車「ソリオ」、「ソリオ バンディット」にハイブリッドモデル「ソリオ HYBRID SZ」、「ソリオ バンディット HYBRID SV」を追加して発売すると発表した。価格はそれぞれ、222万2,000円と224万6,200円(いずれも消費税込)。
【こちらも】スズキ、新型商用車「スペーシア ベース」発売 スペーシア カスタムを商用車化
■ソリオ HYBRID SZ、ソリオ バンディット HYBRID SV
今回追加される「ソリオ HYBRID SZ」、「ソリオ バンディット HYBRID SV」は、スズキ独自のパラレル式ハイブリッドシステムを搭載したモデル。コンパクトかつ瞬間的にパワーを得ることができる駆動用モーター「PB05A」を採用するとともに、伝達効率の高いオートギヤシフト(AGS)を組み合わせている。
リチウムイオンバッテリーには6Ahのものを、エンジンはガソリン、マイルドハイブリッドモデルと同様の1.2L直4エンジンの「K12C型デュアルジェットエンジン 」を採用。
燃費は22.3km(WLTCモード)。なおガソリンモデルは17.8~19.0km/L、マイルドハイブリッドモデルは18.4~19.6km/L。走行モードは市街地走行などを想定したEVモードと、キビキビ走る標準モードを搭載し、スイッチ1つで切り替えることが可能だ。
■エクステリア
エクステリアに関しては、現行モデルとさほど変わりはない。ソリオ HYBRID SZでは、他モデル
のシルバー塗装のアルミホイール、メッキフロントグリルが、ブラックメタリックのアルミホイールとブラックのメッキフロントグリルに変更されている。さらにバックドアサイドスポイラーなどを採用している。
ソリオ バンディット HYBRID SVに関しても同様で、ミディアムグレーのアルミホイール、メッキドアハンドルやバックドアサイドスポイラーを採用。どちらのモデルもハイブリッドであることが見ただけでわかるようになっている。
また車体色に関しても、キャラバンアイボリーパールメタリック、タフカーキパールメタリックをそれぞれ新たに採用。これらを含め用意された車体色は、ソリオ HYBRID SZでモノトーン6色、2トーンルーフ仕様車5色の計11色、ソリオ バンディット HYBRID SVはモノトーン6色と2トーンルーフ仕様車4色の計10色となった。
■インテリア
インテリアに関してもさほど変更はなく、主に配色の変更がメインになっている。
ソリオ HYBRID SZであれば、ボルドーのインパネオーナメント、チタンシルバーのエアコンサイドルーバーガーニッシュやドアガーニッシュなどを新たに採用。ソリオ バンディット HYBRID SVに関しては、エアコンサイドルーバーガーニッシュ、ドアガーニッシュは上記と同様で、インパネオーナメントにボルドーを設定するなどの変更がなされている。(記事:キーパー・記事一覧を見る)