日英伊、次期戦闘機の共同開発を発表
2022年12月12日 17:33
政府は9日、航空自衛隊の次期戦闘機について、日本、イギリス、イタリアの3か国で共同開発する方針を発表した。イギリス・イタリアとの共同首脳声明を出し、2035年までに次世代戦闘機を共同開発する「グローバル戦闘航空プログラム(Global Combat Air Programme (GCAP))」を進めるとし、日本からは三菱重工業などが参加する。防衛省は当初、米国との協力を想定していたが、「改修の自由度」を求める日本側との交渉が難航、契約とはならなかった(日英伊三か国首脳による次期戦闘機共同開発の公表、TBS NEWS DIG、NHK、乗りものニュース)。 同日、米国とは「次期戦闘機に係る協力に関する防衛省と米国防省による共同発表」をおこなっている。発表によれば、次期戦闘機を始めとした装備を補完し得る、自律型システムに関する重要な連携とのことで、データリンクや無人機運用等に関するものとみられるが詳細は不明(次期戦闘機に係る協力に関する防衛省と米国防省による共同発表[PDF])。