シャルロット・ゲンズブール主演×ミカエル・アース監督のフランス映画、80年代パリの家族を描く

2022年12月3日 20:26

 映画『午前4時にパリの夜は明ける』が、2023年4月より公開される。主演はシャルロット・ゲンズブール、監督はミカエル・アース。

■80年代パリで暮らす家族の物語

 映画『午前4時にパリの夜は明ける』は、1980年代のパリを舞台に、ある家族の7年の物語を描いた作品。夫と別れ、結婚生活の終わりを迎えたエリザベートを主軸に、彼女やその子供たちの人生に訪れる様々な変化を、ドラマチックに映し出す。

■主演はシャルロット・ゲンズブール

 主演を務めるのは、シャルロット・ゲンズブール。また、彼女と同年代を彩った名優エマニュエル・ベアールが、主人公の人生を左右する重要な役どころで出演する。

 ■主人公・エリザベート...シャルロット・ゲンズブール

夫の裏切りに傷つきながらも、逞しく前へ進む女性。夫と別れ、ひとりで子供たちを養うことになったエリザベートは、深夜放送のラジオ番組の仕事に就くことに。そこで出会った家出少女のタルラを自宅へ招き入れて...。

主演を務めるのは、『なまいきシャルロット』で初主演にしてセザール賞有望若手女優賞を受賞し、『ブッシュ・ド・ノエル』でセザール賞最優秀助演女優賞、『アンチクライスト』でカンヌ国際映画祭の女優賞受賞などに輝いたシャルロット・ゲンズブール。ラース・フォン・トリアー監督作『ニンフォマニアック』で体当たりの演技を見せたことも印象的な彼女が、エリザベートを力強く演じる。

■『アマンダと僕』ミカエル・アースが監督

 監督は、『アマンダと僕』でヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門を受賞、東京国際映画祭 グランプリ&最優秀脚本賞をW受賞したミカエル・アース。フランス映画界の次世代を担う監督が、フランスを代表する名優とタッグを組み、感情を揺さぶる人間ドラマを描く。

なお、映画『午前4時にパリの夜は明ける』は、第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品。さらに、2022年12月1日(木)から4日(月)まで開催される「フランス映画祭2022 横浜」では、公開に先駆けて上映される。

■<映画『午前4時にパリの夜は明ける』あらすじ>

 1981年、パリ。街は選挙の祝賀ムードに包まれ、希望と変革の雰囲気で溢れていた。そんな中、エリザベートの結婚生活は終わりを迎える。ひとりで子供たちを養うことになったエリザベートは、深夜放送のラジオ番組の仕事に就くことに。そこで出会った家出少女のタルラを自宅へ招き入れ、交流を重ねるなかでエリザベートやその子供たちの心に変化が訪れる――。夫との別れ、芽生えた恋、子供たちの成長、そして下した決断とは…。

【詳細】
映画『午前4時にパリの夜は明ける』
公開時期:2023年4月 シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか全国公開
監督・脚本:ミカエル・アース
脚本:モード・アメリーヌ、マリエット・デゼール
出演:シャルロット・ゲンズブール、キト・レイヨン=リシュテル、ノエ・アビタ、メーガン・ノーサム、ティボー・ヴァンソン、エマニュエル・ベアール、ロラン・ポワトルノー、ディディエ・サンドル

2022/フランス/カラー/111分/R15/フランス語/ビスタ/英題:The Passengers of the Night /原題:Les Passagers de la Nuit 配給:ビターズ・エンド

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