スバル、「レヴォーグ」「WRX S4」を一部改良 リレーアタック対策を強化
2022年11月25日 08:43
SUBARU(スバル)は24日、ワゴンモデル「レヴォーグ」、4ドアセダンモデル「WRX S4」の一部改良を発表した。
【こちらも】スバル、初の小型SUV「レックス」発表 ロッキー・ライズの兄弟車
レヴォーグは2014年デビューで、スバルの伝統を受け継ぐようなステーションワゴン。近年は最新技術の結集が話題で、スポーティに走れるワゴンとしても人気だ。一方でWRX S4も2014年に日本市場に登場。4ドアセダンながら、豪快なパフォーマンスが印象に残るだろう。
今回のレヴォーグとWRX S4は、改良内容が共通しており、各車種の装備を見直した形だ。
改良では自動消灯機能を追加。ヘッドランプや室内灯を消し忘れたときに作動する。うっかりライトを消し忘れてクルマを降りたときも、自動で灯りが消える。
またリレーアタック対策を強化。リレーアタックは、スマートキーから発する微弱な電波を特殊機器でとらえ、電波増幅によりドアロック解除やエンジンを始動させるものだ。その対策として、スマートキーにスリープ機能を追加。余分な電波を遮断し、車両盗難を防ぐ。モーションセンサーも搭載し、クルマに近づくあやしい人影を自動撮影でとらえる。
ライティングスイッチも見直している。従来は車幅灯/尾灯&OFFの1ポジションだったが、今回の改良で「車幅灯/尾灯」と「OFF」の2ポジションに分かれている。
改良後の価格は、レヴォーグが310万2,000円~482万9,000円。WRX S4が400万4,000円~482万9,000円(いずれも消費税込)。