映画『イチケイのカラス』竹野内豊&黒木華のバディが復活!ドラマ版の2年後、挑むのは国家機密

2022年11月8日 09:20

 人気ドラマ『イチケイのカラス』が映画化。竹野内豊&黒木華続投で、2023年1月13日(金)に公開される。

■ドラマ『イチケイのカラス』が映画化

 『イチケイのカラス』は、講談社「モーニング」連載の同名漫画を原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠で放送された連続ドラマだ。物語の舞台は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部<通称:イチケイ>。伝家の宝刀“職権発動”(※)を駆使し、1つ1つの事件に粘り強く向き合う自由奔放で型破りな裁判官・入間みちおと、東大法学部出身で立身出世をすべく努力を惜しまず、超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴のバディが奮闘する姿を描いた。

 ※刑事訴訟法128条【検証】に基づき、事実発見のために必要な時は裁判所主体で検証を行うことができる。

■映画では“職権発動が通用しない!国家機密に挑む

 そんなドラマ『イチケイのカラス』がスケールアップして映画化。ドラマ版の2年後を舞台に、入間みちお&坂間千鶴のバディが伝家の宝刀“職権発動”が通用しない“国家機密”に挑む。

岡山県瀬戸内に異動になったみちおは、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当。事件の背景にあった近海で起きたイージス艦の衝突事故を調べていくが、航海内容は全て国家機密。みちおは伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵に挑んでいくこととなる。

一方で、みちおと共に数々の事件を裁いてきた、坂間は裁判官の他職経験制度によってみちおの隣町で働く「弁護士」に。町を支える地元大企業に関わる事件を担当するが、そこにある疑惑が。一見異なる2つの事件に隠された衝撃の真実とは…?!

■竹野内豊&黒木華の名バディが復活

 ■入間みちお...竹野内豊

自由奔放なクセ者裁判官。伝家の宝刀“職権発動”「職権発動」の一言から、真実をつかもうと1つの事件を粘り強く掘り下げていく。映画『イチケイのカラス』では、岡山県瀬戸内に異動になり、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当。事件の背景にある事故を調べていくが、航海内容は国家機密。“職権発動”が通用しない難題に挑む。

 ■坂間千鶴...黒木華

超ロジカルなエリート裁判官。映画『イチケイのカラス』では、坂間が裁判官の他職経験制度を利用し、「弁護士」として登場する。入間みちおの隣町で弁護士として働き、地元大企業に関わる事件を担当するが、そこにはある疑惑が。みちおが担当する事件とも関連性があるようで...。

■向井理&斎藤工が参加

 ■鵜城英二(うじょう・えいじ)…向井理

史上最年少のエリート防衛大臣。みちおが岡山地裁に赴任してから担当する傷害事件の当事者でもあり、事件の背景にあるとされる衝突事故についても何か重大な秘密を握っている。国家権力を背景に、みちおの最大の敵として立ちはだかる。

演じるのは、ドラマ「悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜」や「正月時代劇 幕末相棒伝」などに出演し、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」では主人公のハリー・ポッター役を演じる向井理。

■月本信吾…斎藤工


日本中を飛び回る心優しき正義の弁護士。「弁護士は、声なき人の代弁者になれる」を信条にしており、人々の悩みに寄り添う優しさを見せる一方、ときには違法行為スレスレで証拠を集め、真実と正義を追求する強引な一面も。ある事件をきっかけに坂間とバディを組むことに。 裁判官から新たに弁護士として働く坂間にとっての頼れる兄貴的存在であり、次第に坂間は月本に惹かれていく。

月本を演じるのは、映画『シン・ウルトラマン』で話題を呼んだ斎藤工。

 ■土井潤…柄本時生

みちおの新たな勤務先である岡山地方裁判所秋名支部の右陪席で、みちおのやり方に抵抗し続ける裁判官。

■赤城公子…西野七瀬


岡山地方裁判所秋名支部で働く左陪席で。理路整然とした語り口が持ち味の成績優秀な裁判官。次第にみちおの影響を受け、封じ込めていた正義感が燃え上がってくる。

■駒沢義男…小日向文世


<イチケイ:東京地裁第三支部第一刑事部>の部長裁判官。入間みちおを裁判官の世界にスカウトした張本人。弁護士として地方を飛び回る月本の、司法修習時代の教官でもあった。

■井出伊織…山崎育三郎


圧倒的にみちおに振り回され続けている検事。みちおがイチケイを去った後の活躍で、特捜への異動の内々示を受けるもみちおのお目付け役として岡山への異動が決まり、「入間みちお担当検事」と呼ばれる。イチケイ事務官の糸子と結婚するが、既に離婚の危機…!?

■浜谷澪…桜井ユキ


“イチケイ”で書記官として働く姉御肌。サバサバした性格でみちおに対してもハッキリものを申す。

■一ノ瀬糸子…水谷果穂


“イチケイ”の元事務官。井出のエリートとしての有望さと高収入、ちょっとの正義感に惹かれ結婚するも離婚の危機に!?

 【日尾美町の人々】

■小早川悦子...吉田羊


昔から町一番の美人として有名なみんなのマドンナ的存在。「シキハマ株式会社」の産業医をしており、坂間とは馬が合い、姉妹のように仲がいい。

■小早川輝夫...宮藤官九郎


日尾美町役場職員。地域推進課の所属だが、その包容力から担当外の相談もよく受ける。坂間を日尾美に呼ぶために尽力した。悦子の旦那。

■植木幸太郎...八木勇征


日尾美町の和菓子屋で働き、悦子や坂間に懐いている町の愛されキャラ。坂間に頻繁にお菓子を差し入れしている。坂間に気がある?

【シキハマ株式会社】

■三田村武晴...尾上菊之助


坂間と敵対する「シキハマ株式会社」の顧問弁護士。冷静沈着で隙が無い。

■木島昌弘...平山祐介


「シキハマ株式会社」の工場長。強面で、月本にパワハラの噂を調べられている。

【イージス艦事故の関係者】

■島谷秀彰...津田健次郎


イージス艦と衝突した貨物船の船長。慎重な性格で、操船技術に定評があっただけに、彼の死に疑問が残る。

■島谷加奈子...田中みな実


島谷秀彰の妻。イージス艦と貨物船の衝突事故により夫を亡くす。判決に納得がいかず、防衛大臣を待ち伏せし傷害事件を引き起こした被告人。

■監督&脚本もドラマ版から続投

 映画『イチケイのカラス』の監督&脚本は、ドラマ版から続投。監督は『コンフィデンスマン JP』シリーズなどを手掛ける田中亮監督。脚本は、映画『プラチナデータ』やドラマ「絶対零度」シリーズの浜田秀哉が務める。

■<映画『イチケイのカラス』あらすじ>

 入間みちおが、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を去って2年。異動先の熊本で多くの「みちおの犠牲者」を出したみちおは、岡山県瀬戸内の長閑な町に再び異動になっていた。異動早々、みちおが担当することになったのは、平凡な主婦が史上最年少防衛大臣に包丁を突きつけたという傷害事件。事件の背景には、近海で起きたイージス艦と貨物船の衝突事故が関係していた。

不審点だらけの衝突事故。みちおはもう一度調べようと動き出す。だが、イージス艦の航海内容は全て国家機密。みちおの伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵であり、さらに最年少防衛大臣・鵜城英二が立ちはだかる…!!

一方、坂間千鶴は、「裁判官は必ず他職を2年経験しなくてはいけない」 という慣習から、弁護士として活動を始めていた。配属先は…奇しくもみちおの隣町…!そこで出会った人権派弁護士・月本信吾と新たにバディを組み、小さな事件にも全力投球していく。そして、人々の悩みに寄り添う月本の姿に、次第に心惹かれていく…。そんな中、町を支える地元大企業のある疑惑が浮かび上がる―。

2つの事件に隠された、衝撃の真実。それは決して開けてはならないパンドラの箱だった――!?どうする、みちお・・・!!!?

【詳細】
映画『イチケイのカラス』
公開:2023年1月13日(金)
出演:竹野内豊、黒木華、斎藤工、山崎育三郎、柄本時生、西野七瀬、田中みな実、桜井ユキ、水谷果穂、平山祐介、津田健次郎、八木勇征、尾上菊之助、宮藤官九郎、吉田羊、向井理、小日向文世
原作:浅見理都「イチケイのカラス」(講談社『週刊モーニング』)
監督:田中亮
脚本:浜田秀哉
製作:映画「イチケイのカラス」製作委員会
配給:東宝

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