IE11、2 月の月例更新で完全無効化
2022年11月3日 09:40
headless 曰く、 Microsoft は 27 日、Internet Explorer 11 (IE11) デスクトップアプリケーションの退役に関する FAQ 記事を更新し、IE11 を 2 月の月例更新で完全に無効化する計画を明らかにした(Windows message center のトピック、Internet Explorer 11 desktop app retirement FAQ)。
半期チャネルのWindows 10 では 6 月に IE11 のサポートを終了し、現在は 2 段階の IE11 退役計画第 1 段階として IE11 から Microsoft Edge へのリダイレクトを順次増加させている。完全無効化はその第 2 段階であり、すべての IE11 アクティビティが Microsoft Edge にリダイレクトされ、IE11 を指定したショートカットや関連付けられたファイルが Microsoft Edge で開くようになるほか、スタートメニューやタスクバーの IE11 アイコンが削除されるという。
IE11 を完全無効化する更新プログラムはセキュリティ更新を含まない 1 月 17 日のオプションの更新プログラム (リリース C) で最初に提供され、2 月 14 日の月例更新 (リリース B) で全員に提供される。Windows の更新は累積的となることから、以降の更新にも IE11 の完全無効化が含まれることになる。なお、以前から Microsoft がたびたび推奨してきたように、IE11 を必要としない組織では IE 無効化ポリシーにより早期無効化が可能だ。