コムテック、初の「STARVIS 2」搭載ドラレコ発売 暗闇でもクリアに撮影

2022年11月3日 09:11

 コムテックは、ソニーセミコンダクタソリューションズがセキュリティカメラ用に開発した裏面照射型画素技術である「STARVIS 2」を搭載した、前後2カメラドライブレコーダー(品番: ZDR045)を発売する。STARVIS 2をドライブレーダーに搭載するの、今回が初めてという。

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 ドライブレコーダーに求める性能は、もしもの時の画像が確実に録画されていることだ。最近のドライブレコーダーは解像度も上がり、格安製品でもかなり優秀に録画できる。だが暗闇での録画ができる商品もあるものの、ノイズが大きく明暗差の境目がはっきりしない場合も多い。

 今回登場したコムテックの「ZDR045」は、セキュリティカメラに搭載されるソニー製の「STARVIS」の新型「STARVIS 2」を搭載し、従来モデルより低照度でも色や形、質感・詳細を撮影できるようになった。これにより、暗闇での走行画像がクリアに残せるので、もしもの時の証拠としての活用が大きく期待できる。

 走行する場所によっては、夜間でも該当の灯りなどで明暗に違いが起きやすい。しかし「STARVIS 2」には、Clear HDRが搭載されており、暗所に合わせてゲインを高くした画像と、明所に合あせてゲインを低く設定した画像を同時に取得できる。これにより、明所と暗所を最適な画像を撮像して合成するため、動きがある映像も色ずれなく撮影できる。

 明るい日中の画像処理能力が高いドライブレコーダーは数多くあるが、夜間になると録画映像の判別が難しい商品が多い。特に、夜間にあおり運転などのトラブルに合うと、証拠としての効力がなくなってしまう。

 トラブルは、明るい時ではなく暗い時にも同じように降りかかる恐れがあるため、ドライブレコーダーの録画性能は暗闇での性能も重視したいところだ。

 機能も、衝撃クイック録画や7つの運転支援システムを搭載しているため、機能面でも納得できるだろう。また、コムテックのドライブレコーダーを購入して1年間付帯されるデータ復旧サービスも、無料で利用可能だ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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