LINEとみずほの新銀行、富士通受注の勘定系がいつの間にか韓国製に変更
2022年10月26日 08:03
LINEとみずほフィナンシャルグループは2月に、LINE Financialとみずほ銀行が共同で「LINE Bank」の設立方針を示している。この新銀行は2022年度中の開業を目指しているが、この新銀行の勘定系システムには当初、富士通製の勘定系システムを導入する予定だった。しかし、日経クロステックによると現在は、韓国バンクウェアグローバルのパッケージソフトを採用して開発を進めているという(日経クロステック)。 富士通製に関しては、他システムとの接続に関わるコスト負担などで折り合えなかったとされる。新たに採用されたのはバンクウェアグローバルが開発した「BX-CBP(Core Banking Package)」だそうだ。2021年4月に台湾で開業したLINE Bank TaiwanがBX-CBPなどを活用して勘定系システムを構築済みだという。台湾での稼働実績などを評価、日本でも採用を決めたとしている。