マツダ、「MX-30」を一部改良 カラーや新グレード追加

2022年10月24日 15:54

 マツダは20日、コンパクトSUV「MX-30」「MX-30 EV MODEL」の一部改良を発表した。改良版は全国のマツダディーラーで、11月初旬に発売予定だ。

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 MX-30は、ユーザーのライフスタイルに合うように、創造的な時間と空間を届けるのがコンセプト。マツダがカーボンニュートラルを見据えて展開する「マルチソリューション戦略」実現のためのモデルとして活躍している。現行ではマイルドハイブリッドとEVの2種類のモデルが用意されている。

 ハイブリッド版とEV MODEL共通の改良では、ボディカラーにマルチトーンを追加。フリースタイルドアやキャビンを際立たせる「フレームドトップ」があるが、こちらをブラック単色として、アウトドアになじみやすい雰囲気を演出する。

 ハイブリッド版では、新グレードを追加。対象は「Industrial Classic」と「Modern Confidence」だ。これらはMX-30のデザインコンセプト「Human Modern」の体現を目指した新グレードになる。

 EV MODELは、主に電力関連を見直した。バッテリーからの電力供給源として、AC1500W電源をラゲッジルームに設ける。フロントコンソールにはAC150W電源を置く形だ。またV2H(Vehicle to Home)機能を全機種に標準装備とした。これは駆動用バッテリーの電力を、建物のV2H充放電設備につなげて、建物への給電を可能にする。

 希望小売価格はいずれも、MX-30が264万円~299万7,500円、MX-30 EV MODELが451万円~501万6,000円(いずれも消費税込)。

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