東京為替:ドル・円は底堅い、ドル買い基調の継続で
2022年10月13日 17:04
*17:04JST 東京為替:ドル・円は底堅い、ドル買い基調の継続で
13日の東京市場でドル・円は底堅い。日本政府の円安けん制でやや円買いに振れ、ドルは朝方に一時146円68銭まで失速。ただ、米インフレ高進により連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め加速を期待したドル買いは根強く、午後は146円92銭まで値を切り上げた。
・ユーロ・円は142円66銭から142円20銭まで下落。
・ユーロ・ドルは0.9722ドルから0.9685ドルまで値を下げた。
・17時時点:ドル・円146円80-90銭、ユーロ・円142円40-50銭
・日経平均株価:始値26,398.29円、高値26,408.31円、安値26,237.42円、終値26,237.42円(前日比159.41円安)
【要人発言】
・鈴木財務相
「為替について変動が急速に高まり極めて憂慮している」
「過度な変動や未秩序な動きは悪影響を与え得る」
「為替相場のコミットメントを再確認した」
「投機による過度な変動で介入したと説明した」
「他国からは日本の為替介入に対するコメントはなかった」
・松野官房長官
「為替動向、高い緊張感をもって注視」
「過度な変動には適切な対応を取りたい」
【経済指標】
・日・9月国内企業物価指数:前年比+9.7%(予想:+8.9%、8月:+9.0%)
・独・9月消費者物価指数改定値:前年比+10.0%(予想:+10.0%、速報値:+10.0%)《TY》