東京ミッドタウン八重洲、2023年3月開業に決定 9月17日に一部先行オープン

2022年9月16日 07:54

 三井不動産が八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として開発してきた大規模複合施設「東京ミッドタウン八重洲」(東京都中央区八重洲)が、東京駅八重洲口で完成した。

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 商業施設、オフィス、バスターミナル、小学校などが入って2023年3月10日に開業する。商業施設とバスターミナルの一部は9月17日に先行開業するほか、ブルガリホテルの日本初進出となる「ブルガリホテル東京」は2023年4月のオープンを予定している。

 東京ミッドタウン八重洲は、区域面積約1.5ヘクタール。地下4階、地上45階建て延べ約28万平方メートルのセントラルタワーと、地下2階、地上7階建て延べ約6,000平方メートルのセントラルスクエアで構成される。

 セントラルタワーは、地下2階にバスターミナル、地下1~地上3階に57店が集まる商業施設。1~4階は中央区立城東小学校、4~5階にビジネス交流施設の「イノベーションフィールド八重洲」、5階に屋上テラス。7~38階がオフィス、40~45階に全98室のブルガリホテル東京が入る。セントラルスクエアは、1階が商業施設、2~3階が子育て支援施設の「昭和こども園(仮称)」、4~6階がオフィスとなる。

 57の店舗には、日本初出店6、東京初出店11、商業施設初出店21を含む。主な店舗は京都伝統の織物技術を用いた雑貨の「細尾」、東京をホームタウンとする14のスポーツチーム・団体のオリジナルグッズを販売する「トウキョウユナイト」、ガラス細工の「津軽びいどろ」など。

 中央区立城東小学校は9月1日に開校し、児童が登校を始めているほか、バスターミナルの第1期工事エリアとセントラルタワー地下1階の13店舗が9月17日に先行開業する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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