英語で「お腹がいっぱい」と言いたい時に使えるフレーズ
2022年9月11日 08:21
英語でお腹が空いたと言えば「I’m hungry」だが、逆に満腹の時は何と言うだろうか。ベーシックな表現としては、「I’m full」という言い方がある。ただし、これだけではどれほど満腹なのか、また、どのぐらい食事に満足したのかといったニュアンスまでは伝わらない。そこで、「I’m full」に代わる表現をいくつか紹介しよう。
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■I’ve had enough
「I’ve had enough」は、食事を終えて満足している時に口にしたいフレーズだ。「もう十分食べた(これ以上、食べられない)」という意味だが、日本語の「ごちそうさまでした」に近いニュアンスがある。
ただ文字通りの意味にもなるので、おかわりを勧められた時などに「十分いただきました」と断りを入れる時にも使える。なお、意味を強調したい時は「more than」を使って、「I’ve had more than enough」と言ってもよい。
- Do you want another cookie?
- No. I’ve had enough. Thanks.
■I’m stuffed
「I’ve had enough」よりも満腹を強調できる表現が「I’m stuffed」だ。「stuffed」を辞書で調べると、「詰め物をした」や「剥製の」といった意味が出てくるが、要は、何かで満たされている状態を指す。「I’m stuffed」だけでは何で満たされているのかわからないが、食事の際に発すれば、「食べ物で満たされている」、つまり、満腹を表すことは明らかだ。
ちなみに、主語を「my nose」にすると「鼻が詰まった」という意味になるし、動物にすると中に詰め物をした剥製やぬいぐるみの意味になる。
なお、「I’m stuffed」は、文字通り「お腹がはち切れそうで苦しい」という意味にもなれば、「ごちそうさまでした」という挨拶の意味にもなる。どちらの意味になるかは、状況や話者のイントネーションによって明らかだろう。
- Did you enjoy the meal?
- Yes! Everything is delicious. I’m stuffed!
■I can’t eat another bite
「I can’t eat another bite」は、文字通りの意味では「もう一口も食べられない」である。これ以上食べると気分が悪くなる、もしくは、すでに悪くなっているのかもしれない。ただ、これも「I’m stuffed」と同じく誇張表現として使えるので、食事にたいへん満足していることを伝えたい時などにふさわしいフレーズだ。
- How about some fruit for dessert?
- Sorry, but I can’t eat another bite.(記事:ムロタニハヤト・記事一覧を見る)