プラン シー 2022-23年秋冬コレクション、屋外の自由な空気を感じて
2022年8月24日 08:04
プラン シー(Plan C) 2022-23年秋冬コレクションを紹介。
■“アウトドア”のムードを鮮やかに描く
プラン シー 2022-23年秋冬コレクションでは、“アウトドア”のムードを鮮やかな色彩と意外性のある素材使いで描き出す。クリエイティブディレクターのカロリーナ・カスティリオーニが紡ぐ洗練された空気感や、遊び心を随所に感じさせつつ、自由な自己表現を生かす多彩なウェアが勢揃いしている。
■多彩な佇まいを生み出すキルティングウェア
目を引くのは、キルティングを施した中綿ウェア。小花模様を散りばめたキルティングジャケットとスカートのセットアップは、屋外のアクティブさも感じさせながら都会的な印象も併せ持っている。スカートは、キルティング素材ならではのハリ感を生かした、フレアな分量感が魅力だ。
また、艶やかなダークブルーのビスコースで仕立てたキルティングスカートやベスト、部分的にキルティング地を切り替えたプルオーバーやパンツは、落ち着いた色味ではシックな佇まいを演出する。ブライトなイエロータフタのブルゾンやストール、スカートは、緩やかなシルエットでウォーミングなムードをより一層アップ。アクセントとして、アイコニックなキャラクター・ビアンカのパッチをあしらい、ポップさを加えている。
■キャッチーな色彩
シャイニーな光沢を携えたブルーやフューシャピンクのコートをはじめ、キャッチーな色使いがコレクションにフレッシュなエッセンスをもたらしている。幾何学的なグリーンドットのニット、レイヤードスタイルに映える鮮やかなブルーのベスト、イエローのアノラックパーカなど、目を引くカラーを随所に落とし込んだ。
ポケットを複数配したテーラードジャケットやひだの細かいプリーツスカートには、陽気なマルチカラーのチェック柄を採用。布地の切り替えやプリーツの動きと相まって、グラフィカルな佇まいを描き出している。
■プレイフルな異素材組み合わせ
異素材を組み合わせることで、遊びを効かせているのもポイントだ。グレンチェックのウールコートやきらびやかなスパンコールドレスには、ヴィヴィッドなイエローのニット衿をあしらい、シアリングコートにはざっくりと編んだニットの袖を配した。上品なブラウンカラーやグレンチェックのウールスカートの裾には、大振りなチェック柄スパンコールを並べることで、さりげなくプレイフルな表情をプラスしている。