英語が「早すぎて分からない」という人必見! ネイティブの発音攻略法 (5)
2022年8月21日 08:18
これまで数回に渡ってお届けしているネイティブの発音攻略法。第5弾は「fillers」にフォーカスする。fillers(フィラー)を学ぶことでネイティブの早い発音を理解する助けになるだろう。
【こちらも】英語が「早すぎて分からない」という人必見! ネイティブの発音攻略法 (4)
■fillers(フィラー)とは
以前「英語の日常会話に“必ず”出てくる、知っておくべきfiller 7つ」でも紹介したが、fillersとは会話のスキマを埋める言葉のことである。日本語の「え~」「あの~」「まあ~」「ん~」などの単語と同様である。「って言うか」などもこれにあたる。
■よく使われるfillers
会話でよく使われるfillerには以下のようなものがある
・uh/um「え~」
・erm「~で・それで~・」
・you know「まあ・ね~」
・well「まあ」
・so「それで~」
・like「~みたいな」
・kind of/sort of「~みたいな」
・or something「~とか」
・actually「実は・~って言うか」
・anyway「とにかく」
・basically「基本的には・端的に言えば~」
・by the way「そういえば・ところで」
・I mean「つまりその~・なんて言うか~」
・And「~で・それに~」
■fillersを理解する・使う
ネイティブの発音を理解する、ネイティブのように喋るにはこれらを理解することがキーポイントとなる。そして実際に使ってみることが重要だ。例えば以下のように使う。
By the way, I saw John yesterday. Erm, so obviously I said ‘hello’ to him. But he basically ignored me.
「ところで、昨日ジョンにばったり合ったんだけど。それで声かけてみたの。でもなんか無視された感じ」
■fillersを無視する
fillersを理解するとともに、相手の言っていることを理解するにはそれらを「無視」することが重要である。なぜならそれらは概ね意味の無い単語であるからだ。上記の例文のfillersを省いてみると以下のようになる。
I saw John yesterday. I said ‘hello’ to him. But he ignored me.
「昨日ジョンに合って声をかけたけど無視された」
とてもシンプルでありこれが相手の言いたいことである。fillersを無視してそれ以外に耳を集中すればよい。
日本語でも同様多くの会話ではfillersが使われる。fillersを無視してポイントだけに集中すれば、早いネイティブの発音・会話を理解するのも幾分楽になるだろう。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)