第一三共、解熱薬のロキソニンを出荷調整へ
2022年8月15日 17:44
毎日新聞らの記事によれば、製薬会社の第一三共は10日、解熱鎮痛薬として知られる「ロキソニン錠60ミリグラム」(成分名ロキソプロフェン)の出荷調整をおこなうことを決めたという(毎日新聞、日経新聞)。 医療機関で処方される「カロナール」(あゆみ製薬、成分名アセトアミノフェン)に続いて需要が高まっていることから、納入先への安定供給を図るために出荷量を調整するとしている。カロナールやロキソニンといった解熱剤はCOVID-19の第7波が始まってから需要が高まっていた(ヨミドクター)。またワクチン接種後の副反応への対応に使われることも多かった。厚生労働省も7月末に医療機関や薬局に対してカロナールの買い占めを控えるよう呼びかけていた。