PayPayポイント運用、金コースも追加され4つのコースで選べる運用
2022年8月13日 17:01
キャッシュレス決済PayPayでは、利用金額に応じて還元されるポイントを運用するサービスを提供している。現金ではなくポイントを用いて資産運用の疑似体験ができるPayPayポイント運用では、現在4つのコースから運用先を選べる。そのうち「金(ゴールド)コース」は8月から運用が始まったばかりだ。
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当初PayPayポイント運用では、長期運用向け「スタンダードコース」、短期運用向け「チャレンジコース」の2つを提供していた。その後、主にGAFAM等を投資対象とした短期運用向け「テクノロジーコース」を追加。そして2022年8月に長期運用向け「金(ゴールド)コース」も追加され、現在4つのコースが選べる。
これまでのPayPayポイント運用では、いずれもS&P500やナスダック市場の動きを基にした投資内容が中心だった。今回金コースが追加されることで、株価の影響を受けにくい安定資産とされる金への投資が可能になった。このことから、従来の3コースと新設された金を組み合わせることで、ポイント運用でもさらに安定した長期運用を目指すことも可能である。
PayPayポイント運用は、現金を一切用いない疑似運用体験。そのためこれまで投資経験がなく、現金での運用に抵抗がある初心者でも取り組みやすいことが特徴だ。証券口座の開設も不要であるため、決済サービスとしてPayPayを利用している人であれば誰でも始めることができる。
ポイントが還元されたタイミングで、選んだコースに自動でポイントが追加される「自動追加機能」が利用できるほか、手動で追加することも可能。運用開始やポイント追加、運用状況の確認などすべてが決済サービスPayPayアプリ上から行えるため、別段の準備は一切不要で手軽に取り組めるのもメリットである。
ポイント運用中はいつでもPayPayポイント残高に交換できるため、PayPayでの買い物時に使うこともできる。PayPayポイントは自在性が高く、現金のように利用できるうえ疑似投資もできる。PayPayでは、期間限定で通常よりも多くポイントを還元するキャンペーンも頻繁に行っている。それらも上手に活用しながらポイントを貯め、同時に運用も進めることで日常生活でも少しの楽しみを得られるのではないだろうか。(記事:大野 翠・記事一覧を見る)