60fpsリアカメラで滑らかな映像! 前後同時撮影のデジタルルームミラー発売 昌騰
2022年8月5日 11:13
MAXWINブランドを展開する昌騰は、視野を広げる純正ミラー交換タイプデジタルルームミラー「MDR-A002」を8月下旬に発売する。従来品に比べ明るい液晶を採用したことで、メーカー純正品同等レベルの明るさを実現したという。
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インナーミラーは、後方確認に必要不可欠なパーツだが、後部座席に人が乗ったり大きな荷物がラゲッジ―ルームに積載されると、後方の確認ができなくなる。そこで近年急速に普及し始めているのが、デジタルインナーミラーだ。
軽自動車にも採用されるなど人気のアイテムだが、社外パーツも以前より多く出回っている。だが価格が安いが画面の解像度が悪かったり、夜間は画面が明るすぎて運転に支障が出るといったことも、少なくなかった。
今回登場するMDR-A002デジタルルームミラーは、従来最大輝度が約800~900cd/m2であったのに対し、1200cd/m2と純正インナーミラーと同程度の明るさを実現。加えて昼間と夜間の明るさを個別設定できるため、夜間に明るすぎて運転がしにくいということもない。
映し出される映像は、自然な滑らかさを追求して1秒間に60枚撮影できる60fpsを採用。これによりHDR機能をONにしてもスムーズで滑らかな映像が表示される。
モニターは8.88インチの高解像度(920×480pixel)大画面ディスプレイを採用し、幅広い視野にも対応する。カメラにはソニー製「STARVIS」イメージセンサーを採用し、トンネルや夜間の光量が不足する場所でも鮮明に映像出力する。
そして大きな目玉は、先進運転支援機能が搭載されていることだ。フロントカメラとリアカメラで撮影された映像を解析し、「先行車接近」「車線逸脱」「通行人接近」「先行車発進」「先行車接近継続」を通知。また走行時と駐車時に障害物を検知する機能も搭載する。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)