英語で「わからない」を表現する便利なフレーズ
2022年8月1日 07:15
英語で「わからない」、「理解できない」と言いたい時、「I don’t understand」は便利なフレーズだ。ただし、場合によっては「I don’t understand」では不自然に聞こえることもある。たとえば話が理解できていないのではなく、単に聞こえていないだけの時は違う表現を使いたい。
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そこで、「I don’t understand」の代わりに使える便利な表現を、いくつか例文つきで紹介しよう。後に進むほどフォーマルな表現となる。
■I’m confused
話が込み入っている時、複雑すぎて理解が及ばない時にはこのフレーズがぴったりだ。「I’m confused」は文字どおり「混乱しています」となるが、これを聞いた相手は、詳しい説明や例を用いてあなたが理解できるように話してくれるだろう。学校や職場などで新しいことを学ぶ時に重宝する。
・Can you follow these steps?
・I’m confused. Can you explain them again?
■I didn’t catch that last part
相手の発言の、最後の部分が聞こえなかった時は、「I didn’t catch that last part」と言うとスムーズだ。オンライン英会話などで、回線状況が悪い時などにも活躍する。最後の部分だけでなく、全体が聞き取れなかった場合は、「last part」を除いて「I didn’t catch that」と言えばよい。「Sorry」と一言加えると丁寧になる。
・That’s all for today. Any questions?
・Sorry. I didn’t catch that last part. When is the deadline?
■Could you repeat that?
「もう一度繰り返してください」を丁寧に言う時の表現だ。「I didn’t catch that last part」と組み合わせて使うのもよいだろう。文末や「Could you」の後に「please」をつけ加えることによってさらに丁寧になる。
・Your deadline is at 9 a.m. on Monday.
・Could you please repeat that?
■Could you explain that again?
先ほどと似ているが、聞こえたのに理解できない時は「Could you explain that again?」と言いたい。「もう一度説明してください」の丁寧な言い方だ。同じ説明の仕方では理解できない時は、「in a different way」や「in a simpler way」をつけ加えると、よりわかりやすく説明してくれるだろう。
・Does it make sense?
・Sorry. Could you explain that in a simpler way?
■I’m afraid I don’t follow you
「I don’t follow you」を文字どおり訳すと「あなたについていけない」となるが、人が話している時に使うと、「話についていけない」、「よく理解できない」という意味になる。先頭に「I’m afraid」をつけると丁寧になるので、フォーマルな場面や目上の人と話す時に便利だ。
・That’s the plan. What do you think?
・I’m afraid I don’t follow you.(記事:ムロタニハヤト・記事一覧を見る)