映画『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』トーマス・アルフレッドソン手がける痛快コメディ
2022年7月31日 20:15
北欧発のクライムコメディ映画『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』が、2022年9月2日(金)に公開される。監督はトーマス・アルフレッドソン。
■トーマス・アルフレッドソンの新作クライムコメディ
映画『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』は、『ぼくのエリ 200歳の少女』や『裏切りのサーカス』で称賛を浴びたスウェーデンの名匠トーマス・アルフレッドソンが手がけるクライムコメディ。
■とぼけた“はみだし者”窃盗団の痛快ドタバタ劇
80年代よりスウェーデンにて国民的人気を博してきたコメディ映画シリーズ『イェンソン一味』を原案に、とぼけた“はみだし者”窃盗団が伝説の至宝に挑むドタバタ劇を、愉快かつ痛快に描いている。トーマス・アルフレッドソンの代名詞ともいえる映像美と緩急のある演出、シックで洒落た世界観に注目だ。
刑務所を出所した凄腕金庫破りのシッカンは、仲間たちに「史上最高の計画を立てた」と発表。その計画とは、何億円もの価値がある財宝・フィンランド王国時代の王冠を奪い、最も評価をする人物に売却するというものだった。ターゲットのお宝に向かって早速行動を開始したシッカン達は、国中で最も安全な場所と呼ばれる王冠の隠し場所を見つけるが、途中で侵入した事がバレてしまう。ピンチに見舞われたシッカン達の計画は無事成功を果たすのか……!?
■主演はスウェーデンのコメディ俳優ヘンリック・ドーシン
入念なリサーチと驚愕のアナログテクで、狙った獲物は逃がさない主人公の金庫破り・シッカンを演じるのは、スウェーデンの国民的コメディ俳優ヘンリック・ドーシン。とぼけた中年男を軽妙洒脱に演じている。尚、ヘンリック・ドーシンはトーマス・アルフレッドソンと共同で脚本も手掛けている。
■映画『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』登場人物
チャールズ・イングヴァル・イェンソン(“通称シッカン”)…ヘンリック・ドーシン
ドリス…ヘダ・スターンステット
ハリィ…ダーヴィド・スンディン
ラグナル・ヴァンヘデン…アンダース・ヨハンソン
〈映画『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』あらすじ〉
チャールズ・イングヴァル・イェンソン、通称シッカンは、スウェーデン髄一の凄腕金庫破り。だが、とある現場で失敗し刑務所に服役する。出所後に次の獲物の準備を企んでいたシッカンだが、仲間たちは犯罪から足を洗うと言い出し、次のお宝「フィンランドの王冠」はシッカン1人で遂行することになってしまう。
一方、その王冠にまつわる伝説の石の行方を追って、フィンランドの運命を左右する野望が動き始めていた……。舞台はスウェーデン伝統の夏至祭りの前日、白夜のストックホルム。フィンランド大統領、王座を夢見る男、暗躍する大企業の重役、謎の大富豪。様々な思惑が絡む中、シッカンは去って行った仲間たちを連れ戻し、目的のお宝を入手する事はできるのだろうか――!?
【詳細】
映画『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』
公開日:2022年9月2日(金)
監督:トーマス・アルフレッドソン
脚本:トーマス・アルフレッドソン、ヘンリック・ドーシン
出演:ヘンリック・ドーシン、ヘダ・スターンステット、ダーヴィド・スンディン、アンダース・ヨハンソン
配給:キノフィルムズ
2019年|スウェーデン|スウェーデン語・フィンランド語|122分|カラー|ビスタ|5.1ch|原題:Se upp för Jönssonligan|英題:THE JONSSON GANG|字幕翻訳:小尾恵理|字幕監修:久山葉子|G