LEXUSのスポーツセダン「IS」、“481ps V8エンジン”をフロントに押し込み「IS500」新登場
2022年7月24日 17:06
LEXUSは、グローバルCセグメントのコンパクトセダン「IS」に5リッターV型8気筒エンジンを搭載した「IS500 F SPORT Performance」を新たに日本国内導入すると発表した。
LEXUS ISは1999年の初代モデル誕生以降、トヨタ・ブランドのアルテッツァとともにコンパクト後輪駆動スポーツ4ドアセダンとして「操る楽しさ」を追求してきたモデルだ。その後、LEXUSブランドの日本・本格展開に伴い、国内でLEXUSの乗り味の礎となるモデルに生まれ変わり、進化し、運動性能の高さとそれを予感させるスポーティなデザインで好評を博し、多くのユーザーに支持されてきた。
2020年11月に発売したISは、LEXUSの走りの味「Lexus Driving Signature」を追求。Toyota Technical Center Shimoyamaで鍛え上げ、2021年には国内で年間1万台以上を販売した。
今回のLS500は、先日発表したSUVのRX500h F SPORT Performanceと同様に、従来のF SPORTパッケージの仕様に加えて、パワートレーンを強化したパフォーマンスモデルとして「F SPORT Performance」パッケージを新設定。走る喜びなど、新しい魅力を提供し、多様なニーズやライフスタイルに応えることを目指している。
また、IS500 F SPORT Performanceは、V型8気筒5リッターエンジンを搭載し、最高出力354kW(481ps)/7100rpm、最大トルク535Nm/4800rpmがもたらす伸びやかで気持ちの良い加速のエモーショナルさや官能的サウンドを追求した。
AVSやEPSにチューニングを施し、リヤに「パフォーマンスダンパー」を追加することで、さまざまなドライビングシーンに応じた優れた乗り心地と操縦安定性を実現。加えて、ブレーキにはフロントに356mm、リヤに323mmの大径ブレーキーローターを採用することで、スポーツモデルに相応しい制動力を得た。
デザインでは、大排気量のV8エンジンの存在を誇示するかのような迫力のフロントフード造形や専用ブラックキャリパー、4連エキゾーストマフラーなどによって力強さと迫力を際立たせた。ボディサイズは全長4760mm×全幅1840mm×全高1435mm、ホイールベース2800mmだ。装着タイヤサイズは前235/40R19、後265/35R19と前後異径となる。
なお、日本国内導入にあたり、特別仕様車“F SPORT Performance First Edition”を500台抽選販売する。抽選の申し込みは、8月25日から9月15日まで販売店で受付し、9月下旬より順次商談を開始。また、IS500の通常モデルの販売は、2022年冬以降となる予定だ。(編集担当:吉田恒)