メルセデス・ベンツ、都市型SUVのEV「EQB」発売 最大航続距離は520km
2022年7月17日 16:46
メルセデス・ベンツ日本は14日、EVのラインアップ第3弾となる都市型SUV「EQB」を発売した。モデルはEQB 250とEQB 350 4MATICで、価格はそれぞれ788万円と870万円(いずれも消費税込)。
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■EQB概要
全長4,685mm、全幅1,835mm、全高1,705mm、ホイールベースは2,830mm。最大7名乗車できる電気自動車で、WLTCモードの1充電当たりの航続可能距離は最大520km。
EQB 250は前輪駆動(FF)でモーターは交流同期電動機を採用。最高出力は140kW、最大トルクは385N・m。フロントモーターに新設計の永久磁石同期モーターを採用したことが特徴。
上級モデルのEQB 350 4MATICは、4輪駆動(4WD)を採用。フロントモーターは交流誘導電動機、リヤモーターは交流同期電動機を用いている。こちらの最高出力は215kWで最大トルクは520N・m。
MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)と呼ばれる対話型インフォテイメントシステムや、「Mercedes me Charge」、「Mercedes me connect」などを装備。
Mercedes-EQ専用プログラムの充電ステーション情報、エナジーフローや電費情報の表示、最大充電電流の設定も可能だ。音声認識や充電できるエリアも考慮した上でのルート案内もできる。
「Mercedes me Charge」は、初めて電気自動車を所有するユーザー向けのプログラム。「EQケア」といったメンテナンスサービスや、車載の充電カードによる提携充電器の利用などが可能だ。充電サービスは1年間は月額基本料と充電料金が無料となる。
テレマティクスサービスの「Mercedes me connect」は、最長10年間使える24時間緊急通報サービスや24時間故障通報サービス、リモート(車両)ステータス確認などが可能。スマートフォンから目的地設定ができるSend2Car、3年間無料のリモートウィンドウ&サンルーフコントロール、リモートドアロック&アンロック、駐車位置検索とオフストリートパーキング(オンライン駐車場情報)なども備える。3年間無料のサービスは、無料期間終了後は有料で継続が可能となっている。
EQBに搭載される安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」は、カメラとセンサーが従来よりも高度化したことで、機能が大きく強化されている。(記事:キーパー・記事一覧を見る)