LEXUS、コンパクトSUV「UX250h/200」の改良新型を発売
2022年7月13日 08:53
LEXUSは、コンパクトSUVの新型「UX250h/200」改良型の発売を発表した。加えて、2種の特別仕様車“F SPORT Emotional Explorer”および“Graceful Explorer”を設定して発売するとした。
LEXUS UXは2018年にLEXUSラインアップに加わった都会派コンパクトクロスオーバー。タフな力強さを強調する厚みのあるボディと俊敏な走りを想起させる大胆で洗練されたエクステリアを実現。インテリアは、ドライビングの高揚感を演出するコックピットと視覚的な開放感を両立。また走りの性能でも、優れた操舵応答性・操縦安定性と上質な乗り心地を追求してきた。
UXは2018年の発売以来、2022年5月末時点で80以上の国と地域で累計約25万台を販売。ハイブリッドやバッテリーEVモデルを拡充、電動車販売比率はグローバルで約80%に達成したモデルで、LEXUS車のなかでも電動化を牽引するモデルとなった。
今回発表の新型は、つねに進化を追求して奥深い走りの味の深化と、予防安全技術の機能拡充や最新のマルチメディアシステムを採用した先進装備の進化に取り組んだ。
走りの味の深化では、ボディのスポット溶接打点を20点追加するボディ剛性策を実施し、EPSやアブソーバーなどのチューニングを見直した。
先進装備の進化では、予防安全技術「Lexus Safety System +」を機能拡充、より安全・安心なドライビングを目指した。また、大型化/高解像度化したタッチディスプレイを搭載した最新のマルチメディアシステムを採用。インパネ、コンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化し、充電用USBコネクタ(Type-C)をコンソール前方に2個新たに設定するなど、使い勝手を向上させた。
同時に発表した特別仕様車“F SPORT Emotional Explorer”は、進化したUX250h/UX200“F SPORT”をベースに、走りのイメージを際立たせ、精悍な仕様に仕上げとした。エクステリアでは、ブラックルーフを組み合わせた2トーンカラーを設定し、切削光輝+ブラック塗装のアルミホイールとブラック塗装のドアミラーでアグレッシブで引き締まった意匠となった。
インテリアは、シート、ステアリング、シートベルトなどにブラックを基調としたフレアレッドのアクセントを施すことで、スポーティな演出とした。運転席・助手席のシートにベンチレーション機能&ヒーターを標準設定し、快適性も向上させた。加えて、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)、ブラインドスポットモニター、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物+後方接近車両)を標準設定し、予防安全装備を充実させた。
特別仕様車“Graceful Explorer”は、UX250h/UX200“version C”をベースに、大人の落ち着きを感じさせるエレガントで洗練されたスタイルに仕上げた。インテリアは専用カラーのモーヴをシート、ドアトリム、アームレストに設定し、落ち着きがありエレガントな室内空間とした。また、運転席・助手席のシートにベンチレーション機能&ヒーターを標準設定し、快適性も向上させている。
エクステリアでは、スピンドルグリル、ヘッドランプ、アルミホイールにシルバーのアクセントを施し、加えて、ボディ同色のフェンダーアーチモールを設定することで、UXの洗練されたスタイルを一層際立たせた。パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)、ブラインドスポットモニター、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物+後方接近車両)、ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)を標準設定。予防安全装備を充実させ、使い勝手の良さを向上させた。(編集担当:吉田恒)