楽天証券、楽天キャッシュのスタートダッシュキャンペーンは7月12日まで

2022年7月10日 14:54

 楽天経済圏を活用し、日常のさまざまな場面で楽天ポイントを意識した生活をしている人も少なくないだろう。まさに筆者もその1人であり、コツコツポイントを貯めては、いかにして有効活用するかについて思考をめぐらせている。

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 投資に関しても同じで、楽天証券は投資金額に応じて楽天ポイントが還元されることから、主に積立投資を実践してきた。これまで楽天証券では、楽天カードを積立投資の決済方法とすることで、決済額の1.0%がポイント還元されてきた(買付上限は月5万円まで)。

 だがこの還元率が、2022年9月からは一部を除いて0.2%になる予定だ。そこで6月19日から新たに始まったのが、電子マネー・楽天キャッシュでの積立投資だ。

 楽天キャッシュは元々、楽天カードでチャージすることで、チャージ額の0.5%がポイント還元されていた。そのため、これまで楽天証券において楽天カードで積立融資を行なっていたユーザーが、楽天カードからチャージの設定をした楽天キャッシュにより積立投資をすることで、9月以降も0.2%ではなく0.5%のポイント還元が受けらるのだ。

 楽天キャッシュとは、楽天が提供する電子マネーだ。これまで楽天では楽天Edyを電子マネーとし、スマートフォン決済では楽天Payを提供してきた。これらの共通点は、利用額に応じて楽天ポイントが還元される点だ。

 それぞれの特徴として、楽天Payはスマートフォンでの決済や個人間送金が可能。楽天Edyは従来型のカード式での決済をメインとし、オンラインでもオフラインでも幅広く利用可能。楽天キャッシュは、楽天カードや楽天銀行の残高から即時チャージが可能で、積立投信など金融商品へも使えるなど、より現金に近いイメージで利用できる。

 楽天証券では、新しく開始された楽天キャッシュを利用する投信積立について、複数のキャンペーンを行なっている。

 そのうち「楽天キャッシュ決済スタートダッシュキャンペーン」は、7月12日がエントリーの締め切りとなっている。エントリー期間内に楽天キャッシュを利用して投信積立を設定し、8月1日から8月31日の間に約定した場合、総額100万円分を対象ユーザーで山分けする内容だ。

 これまで楽天カードを利用して楽天証券で投信積立をしていたユーザーは、簡単に楽天キャッシュに切り替え可能だ。筆者も楽天カードからの切り替えを実際に行ってみたが、準備するのはこれまで設定していた楽天カードのみで、簡単に切り替えができた。

 また楽天キャッシュを使った積立投信では、2022年8月から12月までの買付分に関しては、0.5%の楽天ポイントが還元される(買付上限は月5万円)。そのため、楽天キャッシュへのチャージを楽天カードで行なうことで、8月までと同様、最大1.0%のポイント還元が受けられるのだ。

 いずれのキャンペーンも、楽天キャッシュを利用した投信積立の設定が条件であり、未成年口座は対象とならない点は注意が必要である。(記事:大野 翠・記事一覧を見る

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