「Goodbye」の代わりに使える、別れの挨拶の英語表現
2022年7月2日 14:47
英語での別れの挨拶と言えば「Goodbye」が定番だが、もちろんこれ1種類ではない。日本語の挨拶も多種多様であるように、英語にも「Goodbye」以外にいろんな挨拶の仕方があるのだ。そこで、「Goodbye」の代わりに使える別れの挨拶について、カジュアルな表現からフォーマルな表現へといくつか見ていこう。
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■See you later
「Goodbye」のカジュアルな言い方として、「See you later」はよく知られている。最もカジュアルな言い方として単に「Later」という場合もあるが、「See you later」や「Talk to you later」は親しい関係だけでなく、同僚などビジネスシーンでもふさわしい。少しフォーマルな雰囲気を出したいのであれば、冒頭に「I’ll」を付けて、「I’ll see you later」や「I’ll talk to you later」とするのがおすすめだ。
また、「you」の発音の仕方でもカジュアル度が変わる。「you」を「ya」に近い発音にするとくだけた感じになる。逆に、はっきり「you」と発音することで、同じことを言っていてもぐっとフォーマル感が増す。
■See you soon
「See you soon」は、「See you later」の「later」を「soon」に換えただけの同じくカジュアルな表現だ。「later(後で)」と「soon(すぐに)」の意味の違いはさほど気にしなくてよい。
「See you soon」も友人など親しい間柄だけでなく、職場の同僚などにも使える。「I’ll」を付けて「I’ll see you soon」とすることで、フォーマル度が増す点も「See you later」と同じである。
なお、「See you later」の場合、単に「Later」と省略することができるが、「See you soon」の代わりに「Soon」とは言わないので注意しよう。省略したい場合は「See you」とできるが、この場合、ネイティブは「you」をはっきり発音しないことが多い。「See ya」ぐらいの軽い感じだ。
- Later.
- See you.
ごく親しい友人同士などの会話だと、このぐらい簡単な挨拶も珍しくない。
■Bye
「Bye」は「Goodbye」を省略した形なので、「Goodbye」より若干カジュアルになる。しかし、他の表現と組み合わせることで、あらゆる場面、あらゆる相手に使える丁寧な言葉なのだ。以下のような挨拶は、職場の同僚だけでなく、上司や目上の人に使っても失礼にならない。
- Great work today. Have a good night.
- Thanks again. Bye.
なお、「Bye」は失礼にならないが、「Bye-bye」はフォーマルなシチュエーションで使えないので注意しよう。日本語で「バイバイ」と言うのと同じようなニュアンスなので、使うとしても、子どもに対してやごく親しい間柄でのみである。
■I must be going
「I must be going」は、会合や懇親会などの社会的な集まりで、辞去する際に述べるのに適している。単独ではなく、「I must be going. Bye.」のように他の別れの表現と一緒に使うのがフォーマルな形だ。
また、「I must be going」を少しだけカジュアルにした「I’ve got to get going」という言い方もある。ただ、この言い方だとイギリス英語では必ずしも別れの挨拶を意味しない。単に「何かを始めなければ」と捉えられることもあるので、別れの挨拶では「I’ve got to be going」の方が使われるだろう。(記事:ムロタニハヤト・記事一覧を見る)