米FCC委員、AppleとGoogleにTikTok削除を要求 7月8日までに

2022年7月1日 16:49

米連邦通信委員会(FCC)は28日、Appleとグーグルに対して、中国系サービスである「TikTok」を7月8日までに両社のアプリストアから削除するよう要請したと報じられている。米連邦通信委員会(FCC)のBrendan Carr委員がFCC宛ての書簡をTwitterで公開したことで判明した(ロイターNHKPC Watchハフポスト)。 ロイターの報道によれば、書簡にはFCCの名が入った便箋を使用。FCCにはアプリストアのコンテンツへの明確な監督権限はなく、今回のような要請は異例だという。この書簡ではTikTokは動画共有が目的であることを装いつつ、実際は米国ユーザーのデータを収集し、中国・北京からアクセスしていたと主張。Carr委員は「羊の皮を被った狼」(Sheep's clothing)アプリであると批判している。同氏は書簡を送った2社に対し、7月8日までに削除するか、そうでなければ削除しない理由を説明するよう求めている。 TikTok側は中国など米国外にいる同社技術者は「必要に応じて」米ユーザーデータへのアクセスが許可されているとし、またアクセスは厳格に管理されていると述べているとしている。 

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