東京都、節電のため庁舎照明の一斉消灯実施 旧式家電の買い替え呼び掛け

2022年6月29日 16:34

東京電力の管内で電力需給ひっ迫注意報が発令された影響もあり、電力や節電に関する話題が増えている。注意報の出ていた28日に関しては午後3時から午後6時の時間帯、東北電力と中部電力から合わせて最大96万キロワット余りの電力融通を受けたことにより回避できたという。ただこうした融通措置の影響により、北海道電力ネットワーク管内でも28日に電力需給ひっ迫注意報が発令されてしまっている(HBC)。 電力需給ひっ迫注意報に関しては、29日も引き続き東京電力管内に注意報を出すことが発表されている。梅雨が明け東京都心で4日連続の猛暑日となっていること、梅雨が明けて猛暑日が続くことから当面継続して出される可能性が高い(経済産業省NHK)。 そんな中、東京都庁が庁舎の執務室の照明を一斉に消灯する行為をおこなって話題となっている。27日と28日の両日、14時に庁舎の執務室の照明を一斉に消灯。職員が作業をしている場所など、必要な照明に限って個別に再点灯したほか、都庁舎のエレベーター4基につき1基の運転を停止する間引き運転などをおこなっているという(毎日新聞)。 その東京都では、予備校講師の林修氏を起用した節電対策のCMなどを打っている。内容は「へらす」「つくる」「ためる」から「HTT」というフレーズを使った訴求をおこなうもの。CMではい家電、買い替えると電力の節約になるといった内容のアピールをおこなっている(Tokyo Cool Home & Biz ~HTT~HTT家電からのお願い へらす篇[動画]NHK)。 

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