英会話力をアップ! 「Okay」の代わりに使える同意表現
2022年6月5日 07:41
日本語にもなっている「Okay」は、とても便利な表現だ。これ1語で、同意や許可、促し、話題の転換などさまざまな意味を表すことができる。実際、英会話でも積極的に使っている人は多いだろう。
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しかし、常に「Okay」だけでは物足りない。英会話力を高めるためにも、「Okay」だけでなく状況に適した表現を使えるようになろう。そこで今回は、「Okay」の代わりに使える表現を4つ紹介する。
■Alright
同意を示す表現として頻繁に用いられるのが「Alright」だ。さまざまなシチュエーションで気軽に同意する時に使える。なお、正しくは「All right」と2語で綴るが、「Alright」の方がポピュラーになっている。
「Okay」と入れ替え可能な軽い表現だが、「Okay」と比べるとフォーマル度はやや高い。しかし、目上の人に対する時など、丁寧な言葉遣いが必要とされる場合では、「Okay」も「Alright」も避けた方がよいかもしれない。
■Sure
「Alright」よりも積極的な同意・許可を示すのに、「Sure」はちょうどいい表現だ。たとえば、人に何かを貸してくれと頼まれて同意する場合、「Alright」と言うより「Sure」の方が、相手は気持ちよく貸してくれたと感じるだろう。ただし、どんな言葉でも、言い方次第でニュアンスが変わるのは言うまでもない。
■Fine by/with me
「Sure」よりもさらに強い同意を示す時、「Fine by me」や「Fine with me」と言うことがある。「Fine by me」と「Fine with me」、どちらを使っても間違いではないが、後者の方がややフォーマルに聞こえる。
ただし、ビジネスでの使用には注意したい。「Fine by/with me」は、ニュアンスとしては「very nice」のようなものなので、取引などで同意を示す場合は、「acceptable」などの明言する言葉を使う方がよいだろう。もちろん日常会話でなら、「Fine by me」でも「Fine with me」でも問題ない。
■Of course
「Fine by/with me」よりもさらに強い意味を持つのが「Of course」だ。相手の意見に対して「Of course」と答えれば、完全に同意していることを示す。また、人に何かを貸してくれてと頼まれた時に「Of course」と答えると、単に「いいですよ」ではなく、「喜んで!」というニュアンスが加わる。
辞書の「Of course」の訳語には「もちろん」や「当然」などとあるが、実際、ほぼそのニュアンスで間違いない。したがって質問によっては、「当たり前だ(答えるまでもない)」と突っぱねるようなきつい印象を与えてしまうこともあるので、使う場面には注意しよう。(記事:ムロタニハヤト・記事一覧を見る)