NY原油:続伸で116.87ドル、原油増産でも需給ひっ迫の懸念残る
2022年6月3日 07:27
*07:27JST NY原油:続伸で116.87ドル、原油増産でも需給ひっ迫の懸念残る
NY原油先物7月限は続伸(NYMEX原油7月限終値:116.87 ↑1.61)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+1.61ドルの116.87ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは111.20ドル-117.77ドル。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成するOPECプラスは2日の閣僚級会合で、増産ペースを拡大することで合意したが、欧州連合(EU)は、ロシア産の石油輸入の大半を年末までに削減する計画を発表しており、エネルギー供給不安は消えていないことから、通常取引終了後の時間外取引で一時117.77ドルまで買われている。《FA》