まさかのノースタント! 「ミッション:インポッシブル」最新作、特報映像解禁

2022年5月27日 17:02

 トム・クルーズ主演の人気シリーズ「ミッション:インポッシブル」の最新作『Mission: Impossible: Dead Reckoning Part One(原題)』が、邦題を『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』として2023年に日本公開されることが決定した。あわせてハードなアクションシーン満載の特報映像も解禁された。

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■全世界で人気のスパイアクションシリーズ最新作

 1966年から放送された米テレビドラマ『スパイ大作戦(原題:Mission: Impossible)』をベースに、スパイ組織「IMF」に所属する主人公イーサン・ハントと、彼率いるチームの活躍を描く「ミッション:インポッシブル」シリーズ。96年の第1作目『ミッション:インポッシブル』から俳優トム・クルーズが主演を務め、「トップガン」シリーズと並ぶ彼の代表作となった。

 世界中で大ヒットした本シリーズは、第7作と第8作を同時進行で撮影し、2021年と2022年に公開される予定だった。しかし、新型コロナウイルスの影響により撮影は中断を余儀なくされ、公開も延期に。22年1月の再々延期により、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の米公開は23年7月14日に決定。日本でも23年に公開されることが発表されている。

■トム・クルーズ史上最も危険なスタントも!特報映像解禁

 この度解禁となった特報映像は、かつてIMFの監督官だったユージーンのセリフで始まる。「君が守ろうとしている理想は存在しない どちらにつくか選べ」。1作目以来のシリーズ復帰となるユージーンだが、意味深なこの言葉の真意は何だろうか。

 その後映像は、シリーズらしさ全開のアクションシーンの連続に。猛スピードで走る列車の上でのバトルや、毎回恒例のBMWを使ったカーチェイス。そして映像のラストのバイクジャンプは、なんと主演トム・クルーズが自ら挑戦した。

 トムはアクションシーンをノースタントで演じることで知られているが、今回はあまりのスケールの大きさに驚愕だ。トム自身も「俳優人生で最も危険なスタントを行った」と語るこのシーンのために、彼は1万3000回ものバイクジャンプを行い1年以上にもわたるトレーニングを積んだという。

 また、印象的なのはロケーションの美しさ。イタリアのヴェネツィアから撮影を開始した本作では、メンバーたちがローマ、ノルウェー、アブダビなど様々な国でミッションに挑む。クラシックかつスタイリッシュさを感じる映像に仕上がっており、映画への期待が膨らむ。


(記事:ヤスダ ユウカ・記事一覧を見る

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