JPX金は下値固めへ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2022年5月23日 17:24

*17:24JST JPX金は下値固めへ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週の金について『JPX金は下値固めへ』と述べています。

続けて、『19日のNY金は、対ユーロでのドル下落に伴う割安感を背景に反発し、一時1848.20ドルの高値を付けた。19日に発表された新規失業保険申請は2週ぶりの悪化だった。4月米中古住宅販売件数は3カ月連続のマイナス、4月米景気先行指標総合指数は前月と市場予想を下回った』と伝えています。

次に、『連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は17日の会合で、インフレが確実に低下するまでは利上げを続けると表明した。金利上昇に加え、サプライチェーン(供給網)の混乱や高インフレが個人消費や企業業績の重しになり、NYダウは大幅に下落しており、急速な利上げの影響でリセッション(景気後退)入りが懸念されていることも安全資産である金の支援要因となっている』と分析しています。

また、『16日に一時1800ドル割れとなったものの、そこからは水準を切り上げた。しかし、200日移動平均線が位置する1850ドルを明確に突破していない。NY金は目先、1800ドル台前半で値固めする局面になろう』と示唆しています。

一方で、『25日に公表される5月米連邦公開市場委員会(FOMC)要旨で、0.75ポイントの利上げは想定せずと確認された場合、動意付くかもしれない』と述べています。

こうしたことから、陳さんは、JPX金について、『一目均衡表の転換線と基準線を下回り7500円割れで下値を確認したようだ。日足では一目均衡表の雲にサポートされて下げ止まったともいえる。RSIは底入れのパターンを形成しつつあるようだ。ただ、遅行線は実体を下回っているため、本格的な上昇には、まだ日柄が必要だろう。来週は、7400~7800円のレンジを想定する』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の5月20日付「JPX金は下値固めへ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》

関連記事

最新記事