ブラムハウス×S・キング! スリラー映画『炎の少女チャーリー』6月17日公開
2022年4月29日 13:44
スティーヴン・キングの小説を原作とした映画『炎の少女チャーリー(原題:Firestarter)』の日本公開日が、2022年6月17日(金)に決定した。あわせて予告編とポスタービジュアルも公開された。
■S・キングの傑作小説を『ゲット・アウト』のブラムハウスが映画化
映画『炎の少女チャーリー』は、スティーヴン・キングが1980年に発表した小説『ファイアスターター』を原作としたスリラー映画。スティーヴン・キングは、『シャイニング』『ペット・セマタリー』『IT』などといった誰もが知る名作ホラー映画の原作者であり、“ホラーの帝王(King of Horror)”の異名を持つ小説家だ。
小説『ファイアスターター』は、火を発生させる超能力“パイロキネシス”を持つ少女チャーリーにまつわる物語。84年にドリュー・バリモア主演で映画化され、大ヒットを記録している。そんな本作を、製作会社ブラムハウス・プロダクションズが、最新技術を駆使し新たな解釈で完全リメイクした。
映画プロデューサーのジェイソン・ブラムが立ち上げた製作会社「ブラムハウス」は、『ゲット・アウト』(17年)、『ハッピー・デス・デイ』(17年)、『アス』(18年)など、話題性の高い新感覚スリラー映画を次々と世に送り出し注目を浴びている。また近年は、『透明人間』(20年)や『キャンディマン』(21年)など、古典的なホラーに新たな解釈や現代の社会的テーマを織り込みながら映像化しているのも特徴的だ。
『炎の少女チャーリー』の監督は『ザ・ヴィジル~夜伽~』(20年)のキース・トーマス。脚本は『ハロウィン KILLS』(21年)のスコット・ティームズが手がける。
■予告編&ポスタービジュアル公開
今回公開された予告編は、少女チャーリーが身体の異変を訴えるシーンからはじまる。生まれながらにパイロキネシスを持つチャーリーは、少しずつ覚醒してきたその力をコントロールできずにいるのだ。父アンディはチャーリーを必死で守ろうとするが、彼女の能力は学校で暴走してしまうーー。
やがて、政府の秘密組織にチャーリーの存在がばれてしまい、家族は追われることとなる。恐ろしくも美しい炎の映像に目を奪われるとともに、チャーリー親子の運命が気になる予告編になっている。また、炎の中にチャーリーが立つポスターも迫力があり、期待が高まるビジュアルだ。
少女チャーリーを演じるのは、『ブラック・ウィドウ』(21年)『トゥモロー・ウォー』(21年)などに出演する子役のライアン・キーラ・アームストロング。父アンディを、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズや『グレイテスト・ショーマン』(17年)のザック・エフロンが演じる。
■映画『炎の少女チャーリー』あらすじ
アンディ(ザック・エフロン)とヴィッキー(シドニー・レモン)には、生まれつき不思議な能力を持つ娘・チャーリー(ライアン・キーラ・アームストロング)がいる。チェーリーの能力は成長するにつれ覚醒し、多感な10代を迎えるころにはチャーリー自身もコントロールできなくなっていた。
父アンディはその能力を隠して彼女を守ろうとするが、ついに政府の秘密組織“ザ・ショップ”がチャーリーの存在に気づいてしまう。組織はその能力を軍事利用しようと親子を追跡し、チャーリーの特殊能力と秘密組織のバトルへ発展する。彼女の能力は神のギフトか、それとも悪魔のいたずらかーー。
(記事:ヤスダ ユウカ・記事一覧を見る)