映画『コンビニエンス・ストーリー』成田凌×前田敦子、若き脚本家と妖艶な人妻の異世界アドベンチャー

2022年4月16日 08:47

 映画『コンビニエンス・ストーリー』が、2022年8月5日(金)より公開される。主演は成田凌、共演に前田敦子、監督・脚本は三木聡。

■三木聡の最新作“コンビニが入口”の異世界アドベンチャー

 映画『コンビニエンス・ストーリー』は、ドラマ「時効警察」シリーズや『インスタント沼』、『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』、『大怪獣のあとしまつ』などを手掛けてきた三木聡監督・脚本による最新作。悩める脚本家と、妖艶な人妻を軸に、“コンビニが入口”の異世界アドベンチャーを描く。

■映画『コンビニエンス・ストーリー』あらすじ

 絶賛スランプ中の若手脚本家加藤。映画の企画を持ち込んでもまったく手ごたえがなく、悶々と悩む日々を過ごしている。恋人の愛犬・ケルベロスのペットフード「犬人間」を買いに出かけたはずが、ひょんなことから欲しいものがなんでも見つかるコンビニエンス・ストア「リソーマート」に迷い込む…。妖しげな人妻惠子と出会い、創作意欲が湧き始めるのだが・・・。コンビニ発、ちょっと異世界アドベンチャーへようこそ!

■成田凌×前田敦子、悩める脚本家と妖艶な人妻に

 主演は成田凌、共演は前田敦子。『くれなずめ』で初共演し、息ぴったりの演技を見せた2人が、異世界で出会い、恋をする不思議な距離感のキャラクターで再共演を果たす。

 ■主人公・加藤役...成田凌

スランプ中の若手脚本家。とあることから異世界を彷徨うことになった青年。主演は、『ビブリア古書堂の事件手帖』『スマホを落としただけなのに』の演技で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、『窮鼠はチーズの夢を見る』で第44回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞し、日本映画界に欠かせない存在となっている成田凌が務める。

 ■惠子...前田敦子

不思議なコンビニ・リソーマートで働く妖艶な人妻。『もらとりあむタマ子』で第23回日本映画プロフェッショナル大賞主演女優賞を受賞、『イニシエーション・ラブ』『旅のおわり世界のはじまり』など、作品ごとに演技の幅を広げ続けている前田敦子が演じる。

■企画はマーク・シリング

 企画は、ジャパンタイムズで日本映画の批評を行う映画評論家でプロデューサーのマーク・シリング。イタリアのウディネ・ファーイースト映画祭にて日本映画のコンサルタントも務めるマークが、三木聡の才能にほれ込みオファーした。

 なお、映画『コンビニエンス・ストーリー』の公開にあたり、成田凌、前田敦子、三木聡は下記の通りコメントを寄せている。

<成田凌 コメント>
念願の三木組。デビュー前からご一緒したかった三木聡監督、ご一緒できて嬉しいです。脚本を初めて読ませて頂いたときに、これだー。とガッツポーズしました。不思議な世界へ皆様をお連れします。ぜひ映画館でニヤニヤ見ていただけたらと思います。

<前田敦子 コメント>
コンビニの店員ですが異世界の方の店員。なんだか普通では当たり前にいられない三木さんの世界観を思う存分味わえた撮影期間は終始夢見心地でした。本作の三角関係はほんとに奇妙です笑。どんな映画になっているのか、私も楽しみです。

<監督・脚本 三木聡コメント>
「謎は謎だから謎であり、全ての謎は解けてしまえば謎ではない」エレクトリックソウルマンの有名なセリフですが、その通りだと思います。突然、現れる不可解な薬による不可解な眩暈と不可解な不倫の男女関係。それは、成田凌、前田敦子はじめ濃密な俳優達との濃密な時間の中で醸成されて行きました。果たして、この映画はどこに行こうとしているのか?今となっては監督の私にすら判らないのです。お願いです、探さないで下さい。

【詳細】
映画『コンビニエンス・ストーリー』
公開日:2022年8月5日(金)テアトル新宿他全国公開
出演:成田凌、前田敦子
監督・脚本:三木聡
企画:マーク・シリング

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