その肌のシワやたるみは「光」のせい? 年齢よりも老けて見られる「光老化」を防ぎたい
2022年4月9日 09:46
今や、女性だけでなく、男性もお肌に気を使う時代。性別に関係なく、いつまでも若々しく張りのある肌でありたいものだ。ところが、若い人でも深くて長いシワが目立ったり、黄ばみやごわつきに悩まされているという人も多い。その原因はもしかすると、紫外線などによって引き起こされる「光老化」かもしれない。
太陽光に含まれる紫外線には体内でビタミンDを作るという大切な作用があるが、その一方で紫外線が蓄積されることによって、皮膚のDNAが傷つき、うまく機能しなくなって免疫力が低下するといわれている。
その結果、肌のハリが徐々に失われ、しわやたるみの原因となってしまう。これが「光老化」だ。加齢による自然な肌の老化とは異なり、肌がひどくダメージを受けている状態なので、美容面だけでなく、皮膚がんなどの原因にもなるといわれているので注意が必要だ。
光老化対策の基本は、とにかく日光から肌を守ること。これからの季節はとくに 日差しの強い午前10時頃から午後2時頃までの外出はできるだけ避けるようにしたい。 外出する場合でも、長袖服を着用するなどで肌の露出部分を減らしたり、帽子や日傘などで自衛するように心がける。そして、光が強く感じ始めたらできるだけ早く、光老化対策に適したUVケア製品なども上手に活用していきたい。
ちょうどこの時期になると、スキンケアメーカー各社からUVケアの新製品が続々と紹介され始める。
例えば、美に敏感な大人女性から大きな支持を得ている、株式会社山田養蜂場のアピセラピーコスメティクスは4月6日に日やけ止め美白美容液「薬用RJ UVプラス」のリニューアル発売を発表している。
SPF50+・PA++++と高い紫外線カットに加え、今回のリニューアルのポイントは、今、美肌成分として注目を集めている「デセン酸含有ローヤルゼリーエキス」が新配合されたことだ。デセン酸とは、女性ホルモンの減少による肌本来のバリア機能とハリ弾力の低下にアプローチする「ローヤルゼリー」のキー成分で、年齢を重ねた大人のゆらぎ肌の日中エイジングケアと、光ダメージや大気汚染による刺激から肌を守る役割が期待されるという。そもそも山田養蜂場はミツバチの専門家なので、原材料の品質的にも信頼性が高く、安心して使用できるのも嬉しい。
また、コロナ禍の影響もあって人気が高まっているのが、マナラ化粧品のトーンアップUVだ。日焼け止めを塗るような感覚で薄く手に取って塗るだけで、ほんのりとしたピンク色に色づき、ファンデーションを重ねなくても、十分に肌の色ムラやくすみをカバーしてくれる。自宅時間が増えてノーメイクで過ごしたい人のために開発されたというだけあって、手軽で便利。SPF50+ PA++++なので、ちょっとした買い物に出かける時も紫外線対策も万全だ。
一度たるんでしまった肌や、深く刻まれてしまったシワは、なかなか簡単には元通りに戻せない。光老化で後悔する前に、早め早めの対策を心がけたいものだ。(編集担当:藤原伊織)