Apple、盗難品・紛失品とフラグ付けされたiPhoneの修理を断る方針

2022年4月2日 09:35

headless 曰く、 Apple は GSMA Device Registry で盗難品または紛失品としてフラグ付けされた iPhone の修理を断る方針だという(Mac Rumors の記事The Verge の記事Neowin の記事9to5Mac の記事)。

Mac Rumors が入手した内部メモによると、修理を依頼された iPhone が内部向けの MobileGenius アプリまたは正規サービスプロバイダー向けの GSX システムで行方が分からなくなっていると表示された場合、修理を断るよう Apple Store スタッフや正規サービスプロバイダーに指示しているそうだ。GSMA Device Registry ではキャリアやユーザー、小売店等の届け出に基づき、IMEI を用いてデバイスに紛失・盗難・故障・詐取等のフラグ付けを行っている。

既に Apple Store や正規サービスプロバイダーでは「iPhone を探す」を無効化できない顧客の修理依頼を受け付けられないとのことだが、今回の新ポリシーにより Apple は「iPhone を探す」が有効になっていない盗難デバイスの修理も防ぐことが可能になる。

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