4月1日のNY為替概況
2022年4月2日 04:20
*04:20JST 4月1日のNY為替概況
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は122 円41銭から123円03銭まで上昇し引けた。
3月雇用統計で失業率が予想以上に低下し、パンデミックにより経済が封鎖する前の水準を回復したほか非農業部門雇用者数も伸びが2月から予想以上に鈍化したものの引き続き高水準で、過去2カ月分が上方修正される強い結果となった。さらに、賃金の上昇も予想を上回ったため5月連邦公開市場委員会(FOMC)での50ベーシスポイントの利上げを正当化するとの見方が強まったためドル買いが加速。その後、3月ISM製造業景況指数が予想外に2月から低下したほか、2年債と10年債利回りが逆転したため景気後退懸念が浮上し伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは1.1060ドルから1.1028ドルまで下落し、引けた。
ユーロ・円は135円88銭まで上昇後、135円14銭へ反落。
ポンド・ドルは1.3137ドルから1.3087ドルまで下落した。_NEW_LINE__
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ドル・スイスは0.9238フランから0.9280フランまで上昇した。_NEW_LINE__
[経済指標]・米・3月失業率:3.6%(予想:3.7%、2月:3.8%)・米・3月非農業部門雇用者数:+43.1万人(予想:+49.0万人、2月:+75万人←+67.8万人)・米・3月平均時給:前年比+5.6%(予想:+5.5%、2月:+5.2←+5.1%)・米・3月製造業PMI改定値:58.8(予想:58.5、速報値:58.5)・米・2月建設支出:前月比+0.5%(予想:+1.0%、1月:+1.6%←+1.3%)・米・3月ISM製造業景況指数:57.1(予想:59.0、2月:58.6)《KY》