東京為替:ドル・円は下げ渋り、円安基調は継続
2022年3月25日 17:15
*17:15JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、円安基調は継続
25日の東京外為市場でドル・円は下げ渋り。早朝に122円44銭を付けた後、仲値にかけて国内勢によるドル売りが強まり午後の取引で121円19銭まで下落。ただ、日銀の円安容認や緩和政策の堅持を背景とした円売りが再開し、夕方にかけて値を戻した。
・ユーロ・円は134円75銭から133円72銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.0996ドルから1.1037ドルまで値を上げた。
・17時時点:ドル・円121円60-70銭、ユーロ・円133円90-00銭
・日経平均株価:始値28,338.81円、高値28,338.81円、安値27,946.79円、終値28,149.84円(前日比39.45円高)
【要人発言】
・岸田首相
「原油高・物価高への緊急対応を4月末までに取りまとめる」
・黒田日銀総裁
「円安進行で円の信頼が失われたということではない」
「実質実効為替の円安は物価が相手国よりも低い影響が大きい」
「強力な緩和を粘り強く続け、持続的・安定的な物価上昇を目指す」
「4月以降のCPIは2%程度になる可能性がある」
【経済指標】
・日・3月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.8%(予想:+0.7%、2月:+0.5%)
・英・2月小売売上高(自動車燃料含む):前月比-0.3%(予想:+0.7%、1月:+1.9%)《TY》