RHEL9、SELinuxの無効化仕様が変更
2022年3月23日 16:20
あるAnonymous Coward 曰く、 日本のSier業界では除け者にされているSELinuxであるが、絶対SELinux無効にするなの人のブログによるとRHEL9におけるSELinuxが変更されるそうだ(security.sios.com)。/etc/selinux/configのSELINUX=enforcingをdisabledにして再起動を行うとブート中にシステムがハングアップするとのこと。対策としてはbootパラメータで"selinux=0"をつけると回避はできるが、RedHat側としては推奨していない。 業務影響のリスクでセキュリティパッチをあてることはNGとされていたのが近年見直されたように(今でもご法度のところはいるが)いずれSELinuxの無効化も許されなくなる時代になるのかもしれない。