大阪・豊中庄内にイオンタウン、食のワンストップSC目指し2022年冬開業へ

2022年3月14日 16:00

 イオンタウンは2022年冬、阪急電鉄宝塚本線・庄内駅近くの大阪府豊中市庄内西町に、イオンタウン豊中庄内を出店する。大阪市のベッドタウンとして発展している地域だけに、食のワンストップショッピングセンター(SC)を目指してスーパーやドラッグストア、食の専門店などを集め、地域住民の暮らしを支える。

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 イオンタウン豊中庄内は、約8,800平方メートルの敷地に建てられる鉄骨2階建て延べ約9,700平方メートル。出店する店舗名はまだ明らかになっていないが、スーパーやドラッグストア、食の専門店、飲食店、各種サービス店など約15店が集まる予定。総賃貸面積は約5,800平方メートルになる見通し。

 進出予定地は庄内駅から徒歩圏内にあり、国道176号と大阪府道三国塚口線に隣接した交通の便が良い場所に位置している。このため、約190台分の駐車場と約300台分の駐輪場を用意し、マイカーでの来店も見込んでいる。開店は2022年冬としている。

 豊中市は人口約40万人。大阪市の北隣に位置し、長く大阪市のベッドタウンになってきた。豊中市と吹田市にまたがる千里ニュータウンの人口減少で一時、人口が減っていたが、千里ニュータウンが若者向けマンションの建設などで人口増に転じたことで再び人口が増え始めた。

 庄内西町は豊中市の南部に位置し、阪急電鉄の大阪梅田駅まで電車で約10分。庄内駅周辺に商業施設や昔ながらの商店、飲食店などが並んでいるが、地域内の大半を住宅地が占め、大阪市へ通勤するサラリーマンやOLと、定年退職した高齢者が多く暮らしている。イオンタウン豊中庄内は、こうした地域住民の食を支えるショッピングセンターとして計画された。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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