青森県立美術館“春の芽生え”がテーマの企画展、チームラボのデジタルアート&青森全土の巨大ジオラマ

2022年3月13日 14:55

 企画展「Aomori Spring Sprout展 ―青森 春に芽吹く光―」が、青森県立美術館にて2022年3月22日(火)から3月31日(木)まで開催される。

■“春の芽生え”がテーマのアート展

 「Aomori Spring Sprout展 ―青森 春に芽吹く光―」は、“Spring Sprout”=“春の芽生え”をテーマにしたアートの展覧会。雪解けがはじまり、やわらかな光に包まれる春の訪れを感じさせるアート作品の展示や映像を紹介する。

■チームラボが青森で6年ぶりの展示

 会場には、アート集団「チームラボ」が手がける初公開の作品を含む6作品が登場。チームラボが青森で展示を行うのは6年ぶりとなる。光や空間を使い、自然界の営みと呼応するようなデジタルアートを中心に、炎を表現した《憑依する炎》や、子供も楽しめるインタラクティブアート《小人が住まう宇宙の窓》などが展示される。

■青森全土を表現した巨大ジオラマや民俗芸能の映像も

 加えて、十和田に拠点を持ち、青森県内を長年フィールドワークしてきた山本修路の巨大ジオラマ作品「青森県立体地形模型」も登場。青森県産の杉材で制作された6.2mx6.5mのジオラマには、県内の様々な場所で撮影した写真を投影。青森全土の雰囲気を体感できる仕上がりとなっている。

 また、青森の季節・風土を彩る民俗芸能を紹介する映像上映も実施。春を呼び込む「八戸えんぶり」、疫病退散を祈る「津軽の獅子舞(獅子踊)」、自然の恵みに感謝する「八戸の矢澤神楽」といったパフォーマンスの様子を映像を通して楽しむことができる。

【詳細】
Aomori Spring Sprout展 ―青森 春に芽吹く光―
開催期間:2022年3月22日(火)~3月31日(木) ※会期中無休
※当初の予定から会期変更となった。
場所:青森県立美術館 コミュニティギャラリーA、B、C
住所:青森県青森市安田字近野185
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
入場料:無料

【問い合わせ先】
TEL:03-6261-5784(エヌ・アンド・エー株式会社内)

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