サイバー攻撃、2月16日以降に最大25倍増との調査結果

2022年3月9日 17:54

TECH+の記事によると2月16日以降、不審な攻撃者による不正アクセスが増加しているそうだ。サイバーセキュリティクラウドの調査によると、ボットや脆弱性スキャンツールによる攻撃の検知が急増しているという。その数は直近3か月の平均値と比較した場合、最大25倍にも達するとしている。この記事によると、2月27日ごろから海外のIPアドレスからのDoS攻撃が増加、POP3やSMTPなどのメールサービスの遅延が見られるとしている(TECH+)。 また情報セキュリティー会社「CrowdStrike」が8日に発表した調査結果によると、ランサムウエアを利用したサイバー攻撃や、中国やロシアなどの国家主導の攻撃が拡大しているという。調査は世界各国のサイバー攻撃の状況を分析したもので、それによるとランサムウエアによるサイバー攻撃の被害は2686件におよび、前年より82%増えたとしている。世界各国の170以上の攻撃者を追跡を行ったところ、中国やロシア、北朝鮮、イランなどの国家が主導しているとみられる攻撃が全体の18%を占めたという。また電力やガスといった重要インフラを担う企業への攻撃が増加しているとしている(2022年度版CrowdStrikeグローバル脅威レポートFNNプライムオンラインNHK)。 

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