東京為替:ドル・円は底堅い、有事のドル買い継続

2022年3月4日 12:14


*12:14JST 東京為替:ドル・円は底堅い、有事のドル買い継続

4日午前のアジア市場でドル・円は底堅く、115円前半から半ばで推移した。ウクライナ情勢の不透明感を背景に日経平均株価は大幅安となり、株安を嫌気した円買いが優勢に。一方で、有事のドル買いは継続し、円に対しては下げづらい値動きとなった。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円26銭から115円55銭、ユーロ・円は126円93銭から127円82銭、ユーロ・ドルは1.1011ドルから1.1068ドル。

【要人発言】
・岸田首相
「日銀には物価2%の目標に向け、努力することを期待」
「次の日銀総裁は2%目標に理解のある方がふさわしい」
「為替はファンダメンタルズを反映して安定推移が望ましい」
・国際原子力機関(IAEA)
「ウクライナからの原発の放射能レベルに変化なしと報告を受けた」

【経済指標】
・日・1月有効求人倍率:1.20倍(予想:1.15倍、12月:1.16倍)
・日・1月失業率:2.8%(予想:2.7%、12月:2.7%)《TY》

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