日教組、45年連続で加入率低下 21年は前年から6千人減
2022年3月3日 11:00
文部科学省が大学、高専を除く公立学校に勤務する常勤教職員(再任用を含む)を対象に実施した昨年10月現在での日本教職員組合(日教組)への加入率は20.8%と前年より0.5ポイント低下し、1977年以降、45年連続して加入率が低下していることが分かった。1958年の86.3%から64年の間で20.8%まで下降線をたどり続けている。
日教組への加入者数は昨年10月1日現在で21万1418人。前年同期に比べ6256人の減少になっていた。
また新規採用の教職員の日教組への加入率も18.2%にとどまり、前年比で0.5ポイント低下していた。
日教組、全日本教職員組合、日本高等学校教職員組合、全日本教職員連盟、全国教育管理職員団体協議会などを含めた昨年10月1日現在の加入者数は30万9433人で、前年同期で1万1019人減少していた。
どの組合、団体にも所属していない教職員は70万8679人で、前年同期より7392人増加した。(編集担当:森高龍二)