JPX金は押し目形成へ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2022年2月17日 17:24


*17:24JST JPX金は押し目形成へ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週のNY金について『JPX金は押し目形成へ』と述べています。

続けて、『ウクライナ情勢の緊迫化を受けてNY金は1880ドルまで上昇した』と伝え、『北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、ロシア軍によるベラルーシとの大規模軍事演習実施で緊張が高まるウクライナ情勢について「欧州の安全保障にとって危険な状況」と強調した。ロシアはウクライナとの国境に約10万人の部隊を集め、ウクライナの隣国ベラルーシで大規模な軍事演習を開始した。サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は、ロシアによるウクライナへの侵攻はいつ開始されてもおかしくはなく、恐らく空爆で始まるとの見解を示した。首都キエフへの奇襲もあり得ると述べた』と解説しました。

しかし、『15日にはウクライナ国境付近からロシア軍部隊の一部が撤収との情報が入り金相場を押し下げた。リスクプレミアムの一部が剥落したが、バイデン大統領は撤収については未確認とし、依然不透明感は残っている』と述べています。

そのため、『NY金は、1880ドル台から1850ドル割れ水準まで下げたが、16日の東京時間では1850~1855ドルで底堅く推移している』と伝えています。

こうしたことから、『金相場はインフレ加速懸念や不安定な株価、ウクライナ情勢の緊迫化を背景に底堅く推移しそうだ。1800~1900ドルのレンジが想定される。JPX金は昨年の最高値6886円(11月17日)をブレイクし、6962円と7000円が目前となった』と述べています。

陳さんは、『ただ、ロシアがやや軟化したとの見方から急落したが、テクニカル的にはRSIが70%を超えていたため利益確定売りも出やすかったタイミングといえよう。上昇トレンドが棄損したわけではなく、押し目形成後に再び7000円の大台を目指す展開になる』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の2月16日付「JPX金は押し目形成へ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》

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