東京為替:ドル・円は上げ渋り、上値の重さを意識

2022年2月16日 17:05


*17:05JST 東京為替:ドル・円は上げ渋り、上値の重さを意識

16日の東京外為市場でドル・円は上げ渋り。早朝の取引で115円59銭を付けた後、米国株の強含みを好感した円売りが先行し、午前中に115円74銭まで値を上げた。ただ、米10年債利回りの上げ渋りやクロス円の失速で、午後は上値の重さが意識された。

・ユーロ・円は131円24銭から131円61銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.1345ドルから1.1378ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円115円60-70銭、ユーロ・円131円50-60銭
・日経平均株価:始値27,269.05円、高値27,486.09円、安値27,227.24円、終値27,460.40円(前日比595.21円高)

【経済指標】
・中・1月消費者物価指数:前年比+0.9%(予想:+1.0%、12月:+1.5%)
・中・1月生産者物価指数:前年比+9.1%(予想:+9.5%、12月:+10.3%)
・英・1月消費者物価指数:前年比+5.5%(予想:+5.4%、12月:+5.4%)
・南ア・1月消費者物価指数:前年比+5.7%(予想:+5.7%、12月:+5.9%)

【要人発言】
・易綱・中国人民銀行総裁
「緩和的な金融政策の柔軟性を維持する」
「中国経済は今年中に潜在成長率を回復すると予想」
・鈴木財務相
「物価上昇は家計所得を圧迫し、消費に影響する可能性がある」
「日銀は物価2%目標へ適切に金融政策を進めていると承知」
・黒田日銀総裁
「日銀の収益がマイナスになると決めつけることはできない」《TY》

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