MOTA、「MOTAオークション」開始 中古車業者約300社と提携

2022年2月16日 11:00

 MOTAは14日、車買取の新サービスとして、「MOTAオークション」を開始した。

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 クルマの売却を検討する場合、下取と買取が主流だが、一般的に買取サービスの方が下取より高く売却できる。できるだけ高く売却するには、できるだけ多くの買取店で査定してもらうことがポイントだ。

 だが個人で多くの買取業者を回るには限界があり、効率が悪い。そこで生まれたのが、一括査定サービスだ。1度依頼するだけで、多くの買取店に査定依頼できるメリットがあった。

 ただこの一括査定サービスは、多くの買取店から査定してもらえるメリットがある反面、しつこい電話営業が大きなデメリットだ。そこで最近注目されているのが、オークション形式の買取である。

 MOTAオークションでは、オークション形式と言っても、業者オークション代行とは異なり、MOTAが提携する約300社の中古車取扱業者にオークション形式で売却するクルマの情報を共有する。そのクルマを欲しい業者が入札し、ユーザーが納得できる売却価格が提示されれば取引成立となる。

 利用方法は、ユーザーがMOTAに無料検査を申し込むと、MOTA社員がクルマを検査し、写真撮影を行えば出品が完了する。購入希望の中古車店とのやり取りは、全てMOTA社員が行うため、煩わしい対応は一切ないと言う。

 出品が完了すると、そのクルマを欲しい業者が一斉に入札し、価格がセリ上がる仕組みだ。オークションは、毎週月曜日と金曜日の週2回開催し、結果は出品日当日にメールで通知される。

 利用料金は、成約料1万1,000円(税込)のみ。出張査定料、出品料、事務代行手数料等は無料だ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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