「鳥取県立美術館」2025年春に開館 鳥取ゆかりの美術を軸に発信

2022年2月13日 08:46

 「鳥取県立美術館」が、2025年春、鳥取・倉吉の倉吉パークスクエアに隣接して開館する。

■「とっとりのアート」を発信

 鳥取県立美術館のコンセプトは、「未来を『つくる』美術館」。展覧会や創作活動を楽しむプログラムを開催するばかりでなく、子どもたちが絵本を読んだり、家族や友人とくつろいだりと、館内空間の多様な活用を想定するほか、美術を通じて学ぶ「ラーニングセンター(仮称)」の機能も設置し、多様な“体験の舞台”を提供。幅広い分野の展覧会やプログラムを通じて、「とっとりのアート」を発信することを目指す。

■鳥取県ゆかりの美術を中心に幅広い展示を企画

 地上3階から構成される建物には、展示室やギャラリーなどを展開。企画展示室では、鳥取県ゆかりの美術をはじめ、デザインや建築、ポップカルチャーなどに関する企画展を年4本程度開催予定だ。また、5つの常設展示室では、近世絵画や近現代絵画、彫刻・工芸、版画・写真などのコレクションを、常時鑑賞することができる。

■時代とともに成長するコレクション

 コレクションは、鳥取県立博物館が収集してきた美術分野のコレクション約10,000点を継承。鳥取県ゆかりの美術作品を中心に、国内外の優れた美術・文化にまで視野を広げ、同時代の美術動向を示す作品やコミッションワークもあわせて、継続的に作品の収集を進めてゆく。

■居心地の良い館内空間

 鳥取県立美術館が建設されるのは、市立図書館や複合文化施敷設「倉吉未来中心」などが集まる倉吉パークスクエアの一角だ。館内には、隣接する大御堂廃寺跡地の広大な空間を一望できる展望テラスを配置するほか、木のぬくもりを感じられる1階スペース「ひろま」を中心に、屋外活動も可能な「えんがわ」やのびのびと遊べるキッズスペースなども展開。生涯にわたって美術を楽しむ層のすそ野を広げるため、地域に根ざしつつ、親しみの持てる美術館を県民とともに“つくる”ことを目指す。

■詳細

 鳥取県立美術館
開館予定時期:2025年春
住所:鳥取県倉吉市駄経寺町2-3-12外
階数:地上3階、地下なし
・1階 ひろま、県民ギャラリー、ホール、ワークショップルーム、ショップ、カフェレストラン、キッズスペース ほか
・2階 常設展示室
・3階 企画展示室、特別展示コーナー、展望テラス

関連記事

最新記事