日産、欧州・日中向けのガソリンエンジン開発を順次終了へ

2022年2月9日 18:31

日経新聞によると、日産自動車が日欧中向けのガソリンエンジンの新規開発をやめる方針であるという。ただしHV用のエンジン開発は継続するこの報道によれば、国内自動車大手でこうしたガソリンエンジンの終了方針を示したのは今回が初めて。Car Watchの記事によれば、日産はこの報道を認めているとのこと(日経新聞Car Watch)。 報道によれば日産はエンジン関係の投資を内燃機関から電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)向けのものに集中させる。日欧中向けは既存エンジンの改良で対応するとしている。主要市場のうち、米国二関してはピックアップトラックを中心としたガソリン車に需要が見込めるとしてエンジンも新規開発を続けるとしている。 日産の最高執行責任者(COO)のアシュワニ・グプタ氏は2021年度の第3四半期算発表記者会見の場で、欧州連合(EU)の新しい排出ガス規制「ユーロ7」以降はガソリン車のエンジンは作らないと明言している(2021年度 第3四半期算発表記者会見[動画])。 

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