ポール・T・アンダーソン最新作、映画『リコリス・ピザ』70年代アメリカを舞台にした初恋物語

2022年2月9日 18:26

 ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新映画『リコリス・ピザ』が、2022年に日本公開。本作は第94回アカデミー賞にて作品賞、監督賞、脚本賞の3部門にノミネートされた。

■映画『リコリス・ピザ』名匠ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作

 『ブギーナイツ』『マグノリア』『インヒアレント・ヴァイス』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『ファントム・スレッド』など、数々の名作映画を生み出してきた監督ポール・トーマス・アンダーソン。カンヌ国際映画祭の監督賞、ベルリン国際映画祭の銀熊賞、ヴェネツィア国際映画祭の銀獅子賞を獲得し、3大映画祭の監督賞を全て受賞した、稀有な経歴を持つ名匠だ。

 そんなポール・トーマス・アンダーソン監督が手掛ける映画『リコリス・ピザ』は、2021年11月下旬より全米公開すると、2021年年末にかけての全米の映画賞を席巻。第79回ゴールデングローブ賞では作品賞、脚本賞にノミネート、第94回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞の3部門にノミネートされた。

■70年代アメリカを舞台にした恋愛物語

 映画『リコリス・ピザ』の舞台となるのは、1970年代のアメリカ、サンフェルナンド・バレー。男子高校生・ゲイリーと10歳年上の女性・アラナの初恋模様を描く。

■ゲイリーとアラナ役の主演は『リコリス・ピザ』で映画デビュー

 ゲイリーを演じるのは、ポール・トーマス・アンダーソン監督の盟友であり俳優フィリップ・シーモア・ホフマンの息子、クーパー・ホフマン。そしてアラナは三人姉妹バンドHAIMのメンバーであるアラナ・ハイムが演じる。両者ともに『リコリス・ピザ』で映画デビュー。その演技は高く評価され、ゴールデングローブ主演男優賞&主演女優賞にノミネートされたほか、様々な映画賞の有望若手賞やブレイクスルー賞などにも選出されている。

■詳細

 新映画『リコリス・ピザ』
原題: Licorice Pizza
日本公開時期:2022年
監督・脚本・撮影:ポール・トーマス・アンダーソン
出演:アラナ・ハイム、クーパー・ホフマン、ショーン・ペン、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディ

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