NY為替:ユーロ・ドル100DMAを巡る攻防、ラガルドECB総裁は時期尚早な判断を警告
2022年2月8日 03:21
*03:21JST NY為替:ユーロ・ドル100DMAを巡る攻防、ラガルドECB総裁は時期尚早な判断を警告
NY外為市場でユーロ・ドルは100日移動平均水準1.1426ドルを巡る攻防となった。先週は欧州中央銀行(ECB)による年内の利上げを織り込むユーロ買いが加速したが、その後、ラガルド総裁が時期尚早な判断には慎重な姿勢を見せたため、買いが一段落しつつある。
欧州の債券利回りの上昇も一服。ラガルド総裁は7日、欧州議会での公聴会で、3月の経済予測で状況がより明らかになるとの見解を示し、政策において、柔軟性、選択肢を維持する必要があるとの姿勢を繰り返した。同時に、金融政策があくまでもデータ次第で時期尚早な判断を回避したい考えを示した。《FA》